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ドイツ・8トンハーフトラック4連高射砲 Op.35 制作開始

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 35-1

子どもの頃のあこがれのキット

ドイツ・8トンハーフトラック4連高射砲 1/35 タミヤ

ドイツ・8トンハーフトラック4連高射砲 1/35 タミヤ

最近めっきり寒くなってきていまして、PCのデスクトップに表示してある週間天気予報の最低気温が日に日に下がってきています。11月も中旬を過ぎるといよいよ冬がやってきた、って感じがします。前置きが長くなりましたが、冬と言えば・・・と言うことで、私が子供のころプラモ屋で見て、なぜか異様にカッコいいと思ったこれです。

これまでの戦車にない白い塗装の冬季迷彩、モコモコの白い防寒具を着た兵士たち、4連高射砲の迫力、どれもがすごく魅力的に感じました。でもなぜだかこのキットを作ることはありませんでした。当時としても高価格だった1500円という価格のせいなのか、それとも受験勉強か何かでプラモの製作が少なくなっていたのか、よくおぼえていませんが、作りたくても作らなかったキットの一つです。

タミヤの型番ではミリタリーミニチュアシリーズの50番ということです。箱の横に目立つように赤い四角に50と言う文字が書かれています。50番目の記念モデルなのでしょうか?私のストックの中では最大の箱のサイズです。ということは部品の点数もおのずと多く、製作はそれだけ楽しめそうです。

このSd.kfz7/1は8トンハーフトラックの荷台に20mm対空砲のFlak38を4つもつけたもので、大戦後期に入って守勢にまわったドイツ軍が連合軍の飛行機から自軍を守るために必要になって開発された対空自走砲のひとつです。

道路でもオフロードでもOKの機動力のあるハーフトラックに破壊力抜群の20mm砲4連装です。毎分800発の発射速度はすさまじいもので、連合軍のパイロットからは悪魔のように恐れられたそうです。戦車をやっつけようと森の上を飛んでいたら、木の陰からいきなり砲弾が雨あられと吹き上げてくるわけですから(雨は吹き上げませんが)、こりゃたまりません。

兵隊の人形はみんなモコモコの防寒具を着ています。これは秋冬用のリバーシブルで、冬用は真っ白、秋用は迷彩柄になっています。もちろん秋用の迷彩柄でもいいのですが、ここは子供のころの気持ちに戻って、ぜひ真っ白な冬季迷彩で行きたいとおもっています。

ドイツ軍車輛の冬季迷彩も初めてですが、これもやりがいがありますね。子供のころは冬季迷彩がはげかかった状態の塗装なんて、どうすればいいのか見当もつきませんでしたが、今では少しづつやりかたもわかってきています。やってみましょう。

ただ、この車輛は大戦後半の対空防御が必要になったころ、という設定なのですが、そのころのドイツの車輛ってジャーマングレーじゃなくってダークイエローですよね。このあたりは良くわかりませんが、冬季迷彩はダークイエローよりも断然ジャーマングレーのほうがカッコいいので考証なんぞは一切無視してジャーマングレーで押し通します。(+_+)\バキッ!

20mm4連対空砲の組み立て

2cmFlak38 4連対空機関砲

2cmFlak38 4連対空機関砲

さて実際の製作にはいるのですが、通常タミヤのキットは足回りの製作から入ります。なぜだか知りませんが、たいていそうなっています。しかし、今回は4連対空砲の製作からになります。たまには気分が変わっていいかもしれません。

複雑な部品をいろいろと組み合わせていくと4連対空砲の形になってきました。シールドとかを薄い板で作り直すとカッコいいんでしょうけど、リベットとかを付けるのが大変そうなのでやりません。唯一手を入れたのは、定番の砲の先っちょに穴をあけるくらいです。ちっちゃなドリルで穴を開けておいて、最近買った穴を広げるためのビットを付けたハンドリューターでゴリゴリと広げました。こりゃ簡単でイイワイです。

機関砲の砲身はまだ接着してありません、後でメタリックで塗らなければならないためです。隣に以前作ったFlak38を置いてみました。さすがに4連装は迫力がありますね。なんたって毎分800発、1秒でも13発ですから。あ~もったいない。

(全作品完成まで あと14)

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