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ビアンチ・モデル1907 その4 鏡面仕上げ

Category : 自動車 Webサイト ノウハウ

Scale : 1/16 Maker : バンダイ Post : 58-4

表面のテカテカ仕上げがうまくいかずヘコンでいたのですが、おきらくをモットーとしている私としては立ち直りも早いのです。過ぎた過去は気にせずに前に進みます。

昨年の春にプラモを始めたとき、エアブラシのことが気になっていろいろとネットで調べました。その時にエアブラシの使い方からメンテナンスの方法まで懇切丁寧に解説してくれているサイトに知り合いました。『1mokei.jp 1から始めるプラモデル・模型の作り方』です。

このサイトにはさまざまなプラモの作り方、塗装の仕方のノウハウが丁寧な解説と写真付きで掲載されています。すごくためになったのですが、残念ながらAFV関係の解説は非常に少ししかありません。そんなわけでしばらくご無沙汰になっていました。かつてこのサイトを見たのでしょうね。どことなく知っていたような、そうでないような・・・って感じでした。

しかし今回自動車を作るにあたり、壁にぶつかり、このサイトの事を思い出しました。たしか自動車のピカピカ仕上げについて書いてあったような・・・・
まさにビンゴです。ありました、『車・バイクプラモデル等の艶出し・鏡面塗装方法!』です。

もう一度しっかりと読み直して見ました。
なるほど・・・
ふむふむ・・・
そうなのか・・・
よしやってみよう♪

ビアンチ・モデル1907 鏡面仕上げに挑戦

ビアンチ・モデル1907 鏡面仕上げに挑戦

結局一番のキモはクリア塗装を2度するということでした。そしてペーパーの番手、コンパウンドの使い方です。
その結果がこの写真です。ボンネットの上の部分(側面の字の書いてある部分は違います)と運転席の上の部分(下のシャーシにつながっている部分は違います)はまだ接着してなかったのと表面が凸凹じゃないので艶出し加工をやり直しました。

写真じゃあんまり違いが分からないかも知れませんが、かなりテカテカになりました。見違えるようです。上級者の方から見れば全然なってないと思いますが、自分としては1日前からは格段の進歩です。すっかり上機嫌になってしまいました。

やり方は。

  1. 1000番までのペーパーできちんと平らにしておく。これを怠ると塗装ではカバーできません。
  2. サーフェイサーを塗る(適当でいいですよ)。
  3. 塗料を塗る。(ちょいと厚めに塗らないと後でペーパーをかけたら剥げちゃいます)。
  4. クリアを塗る。(下地の塗料を痛めないためにも少しずつ離して吹き付けます。多少ザラザラになっても気にしません)。クリアはしっかりと厚めに塗ってください。
  5. クリアが乾いたら1500番のペーパーをかけてザラザラをツルツルにします。プラを削るときのようにゴシゴシするのではなく、なでるようにするだけでツルツルになってきます。さらに2000番でとどめをさしました。
  6. ツルツルにはなったのですがすっかりツヤが無くなってしまったので、ここでもう一度クリアを吹き付けます。(今度はザラザラにならないように近づけて吹きます。前回はこの行程が無かったので、どれだけコンパウンドで磨いてもピカピカになりませんでした。(涙)
  7. 2度目のクリアを塗装してから3時間後、まだ完全に乾ききっていない(もちろん手でさわったくらいじゃなんともありません)状態でコンパウンドで磨きます。最初はタミヤの細目です。柔らかい布に付けて磨きました。
  8. 仕上げにタミヤコンパウンド(仕上げ目)で磨きます。お~!ピカピカです。これでできあがり♪

てなとこです。一手間余分にかけますから半日余分に時間がかかりますが、効果は抜群です。

今回は上の5.からをやり直しました。本当は1からやり直せばいいのですが、面倒なので(+_+)\バキッ!
基本塗装の厚さに自信がなかったのでペーパーがけを十分にできなかったので、若干梨地が残っています。それでも現時点では十分に満足できます。次に作るときはもっとテッカテカにしてやります。あっ、まだフェンダーとか残ってた・・・

(全作品完成まで あと10)

後日追記:よく読んだら4と5の間で1週間ほど乾燥時間を置かないとだめなんですね。これも結構大事です。

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