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ドイツ戦車兵・ヤーボに気をつけろ その3 顔の塗装

Category : AFV フィギュア ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ドラゴン Post : 81-3

ドイツ戦車兵・ヤーボに気をつけろ 顔の塗装

ドイツ戦車兵・ヤーボに気をつけろ 顔の塗装

一段目のシャドウが入ると人の顔らしくなります。今度はここにお化粧していきます。舞台俳優さんたちは遠くから離れて見られるため、かなりケバイお化粧をします。近くで見るとまるでお化けのようです(失礼)。これと同じで、小さなフィギュアもかなりケバイお化粧をした方が見栄えがします。

2段目のシャドウは肌色に黒を加えた色で行います。目の下とか鼻の付け根、耳の後ろ、深いしわ、指の間手のひらの線(手相)などです。これもブレンディングで境界をぼやかします。

そして今度は黒で、さらに目の上、口、鼻の穴、耳の穴、指の間の先の方に墨入れのようにチョンチョンと描き込みます。こちらはほとんどブレンディングしません。口の両端と指の間くらいがブレンディングの対象になる程度です。

次は肌色と赤を混ぜた色で唇を塗ります。それも下唇だけです。そしてこのとき使った色を溶剤で薄くして頬に赤を入れます。こちらはほとんどわからなくなるほどブレンディングします。そうしないとリンゴちゃんになって、カワイイドイツ兵になってしまいます。

最後の仕上げは肌色と白を混ぜてハイライトを入れます。白は少し混ぜるだけで十分です。これを鼻筋、小鼻、額、頬、あご、耳、指、手の甲などに入れていきます。鼻と指はこれでグッと良くなります。これでお化粧は終わりです。

白目を入れるのですが、これが一番緊張します。なにしろ失敗したらこれまでの苦労が水の泡になるからです。とは言っても、しっかり乾燥させてありますから(数時間程度ですけど)、エナメルで入れる白は薄目に溶いて少しずつ塗っていくので、はみ出たら面相筆の先に溶剤だけ付けて、はみ出た部分を拭き取ってしまえるので大丈夫です。もちろん、あまり拭き取り過ぎるとせっかく入れたシャドウも拭き取ってしまうことになるので注意は必要ですけどね。

今日はここまでです。

(全作品完成まで あと10)

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