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The ZAKU Hunters その2 地面の塗装とキットの配置

Category : ジオラマ

Scale : 1/35 Maker : バンダイ Post : D5-2

地面の塗装

The ZAKU Hunters  地面の塗装

The ZAKU Hunters  地面の塗装

地面はクレオス水性カラーのタイヤブラックです。これを薄めに溶いてわざとムラが出来るように塗りました。下地が薄いグレーの紙ヤスリですから、ムラがアスファルトの色むらになってくれることを期待します。ホワイトタイガーさんのご忠告を守り、塗装は100円均一で買ったナイロンの平筆を使いました。エアブラシで塗っても良かったのですが、なにしろムラにしたかったものですから。

マスキングテープを貼ってセンターラインなどの白線を引きます。これこそエアブラシでしなければいけなかったのでしょうが、横着をしてこれまた100円均一の筆で塗りました。実際の道路の白線のようにコッテリとした塗装にしたかったので、それこそコッテリと塗りました。しかし、下地が凸凹の紙ヤスリです、マスキングテープは密着するはずもなく、見事にはみ出てぐちゃぐちゃです。

はみ出た白線を筆でリタッチするのですが、さすがにここでニュートンは使えません、ニュートンなら非常に楽ちんに修正できるのでしょうが、手持ちのボロボロの古い小筆で修正します。こんな時ニュートンのありがたみが思いっきり判りますね。

ガードパイプは油彩のローアンバーでウオッシングし、綿棒で拭き取ります。エナメルのハルレッド、ジャーマングレーでチッピングを入れました。

キットの配置

The ZAKU Hunters キットの配置

The ZAKU Hunters キットの配置

キットを配置してみます。 倒され引きちぎられたガードパイプの上には陸戦ガンダムの腕が乗ります。そしてその周りには崩れたビルのがれきの山です。がれきは石膏を型(お菓子の容器の蓋)に流し込んで板を作ってあります。まだ未着色なので真っ白ですが、これをパキパキと割って使います。最初から石膏に灰色を混ぜてセメント色にして固めておけば良かったですね。

そうそう、キットを乗せる前にスタイロフォームの周りに木口テープを貼っておきました。これでちょっと立派にみえますよね。

リジーナを持たせる

The ZAKU Hunters リジーナを持たせる

The ZAKU Hunters リジーナを持たせる

このフィギュアを固定する作業で一番骨が折れたのが、リジーナを持った特技兵2人です。山卓さんの作例を見てもこの2人の向きが微妙にずれています。これでは次の1歩で綱引き状態になります。ネットで見た他の作例でも同様でした。ここだけは注意しようと思っていたのですが、これがことのほか大変でした。

まず、黒人のニエレレ曹長は腕を一旦切り取らないと持たすことができませんでした。ほぼ真下に腕をおろしているためハンドルに指先が入らないのです。そこで肘から先だけを外しました。最初に白人のノットー一等兵にリジーナを持たせ瞬間接着剤で固定します。リジーナのハンドルは強度を持たすために両側とも0.4mm真鍮線に交換してあります。 実はここまでの段階でハンドルをぽきりと折ってしまっていたのです。

ノットー一等兵を地面に接着し、その後ニエレレ曹長の固定場所に当たりを付けて穴を開けます。リジーナにはニエレレ曹長の腕だけが取り付けてあります。ニエレレ曹長を地面に接着し、その後腕(肘から先)を上腕に接着します。瞬間接着剤を使ったのですが、これが固まるまでの間しばらくピンセットで押さえてじっとしていなければなりませんでした。なんども試行錯誤した結果、ベースには4カ所も穴を開け直してしまいましたし、ニエレレ曹長の腕は接着剤とピンセットで塗料がはげはげになってしまいました。これは後で修正しておかなければなりません。でも苦労の甲斐があって、この2人が同じ方向に飛び出しています。これからこのキットを作られる方々もこの行程が一番の難所になるかと思います。何かいい手はないものでしょうかね。

(全作品完成まで あと14)

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