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対空部隊の休息 Vignette #7 その2 完成!!

Category : 完成 ジオラマ

Scale : 1/35 Maker : Post : D7-2

ベースの塗装。

対空部隊の休息 ベースの塗装

対空部隊の休息 ベースの塗装

ベースにオイルステインを塗って半日置きます。軽くペーパーをかけてから、さらに水性ニスを塗ります。 そして一晩置きました。

その間に銘板を作成します。銘板は金色のシールになったインクジェット専用のラベル紙を使います。裏が糊になっているので、印刷して切り取ればそのまま使えます。手軽で良いですね。

ニスが乾いたら、情景シートを木工ボンドで貼り付け、さらに作っておいた銘板を貼りました。情景シートはMIGピグメントで汚してあります。というかこれ以外に手の入れようがありません。ドラム缶の周りには油のシミを付けます。薄く溶いたエナメルの黒を筆で適当に垂らします。

完成!

対空部隊の休息 Vignette #7

対空部隊の休息 Vignette #7

車輌はベースにねじ留めでもすればいいのでしょうが、面倒なので置いてあるだけです。小物類やフィギュアは瞬間接着剤で固定しました。立ち姿の戦車兵だけは足の裏に真鍮線を通してベースに刺してあります。

本来は1号対空戦車のヴィネットのはずだったのですが、あまりにマスターボックスのフィギュアのキャラが強いので、完全に喰われてしまいました。1号対空戦車はただのセット(舞台道具)に成り下がっています。一生懸命作ったのに・・・(涙)

車輌はヴィネットのベースと平行に置かれていますし、人の配置も物の配置もなんだかシンメトリカルです。まるでダイオラマ(ヴィネット)の配置セオリーに反していますが、いろいろと試してもこれ以外にちょっと思い浮かびませんでした。もう少し何かを足すか引くかすればいいのかもしれませんね。難しい物ですね。

初めて使ったマスターボックスのフィギュアセット。ポーズ、表情ともに非常に完成度が高く、塗ってその場に置くだけで完成度の高いヴィネットに仕上がります。私のようにジオラマ初心者にとっては非常に助かります。唯一手を入れたのは、元々戦車兵だった兵士たちの靴をブーツに改造し、歩兵(砲兵)スタイルに変更したことぐらいです。

今まであまり地面とか作ってこなかったのですが、タミヤの情景シートや前作で使ったリアルグラスなど便利な材料がたくさん出ていますから、手軽に出来るようになりました。車輌+フィギュアの制作にプラスしてあと2~3日もあれば立派なベース付きのヴィネットになりますからね。これからもどんどん挑戦していきたいと思っています。さらに、過去に作ったキットを使ってヴィネットやジオラマを作っても良いかもしれません。最大のネックは置き場所ですかね。

当時の東部戦線の制空権は完全にドイツ軍が制圧しており、対空戦車の出番は少なかったらしいです。もっぱら機関砲を水平に向け、歩兵の支援に使われたそうです。対ソ連戦開戦当時のドイツ軍はイケイケ状態の連戦連勝。先の事情も合わさり、対空部隊の兵士たちは余裕の戦場ライフだったのではないでしょうか。しかし翌年から始まるスターリングラードの攻防戦で、彼らの部隊は壊滅してしまいます。そんな運命も知らずに今はトランプカードに興じています。タミヤの情景シートは便利ですね。簡単にベースが完成します。ウエザリングと言ってもMIGピグメントで汚すのと、油のシミを少々付けたくらいです。こちらが主役の1号対空戦車なのですが…できの良いフィギュアセットに喰われて、すっかり舞台セットになってしまっています。一生懸命作ったのに・・・ヴィネットの脇を固める小物たちです。上着はドラゴンのSd.kfz.251のオマケ、ヘルメットはジャンク品です。ちなみにヘルメットのマークは手書きです。大戦初期はこれがないとね。自作のトランプカードです。ネットで調べた古いドイツ式トランプカードの図柄を1/35に縮小し、持たせてみました。裏表をずれないように印刷するのが困難で、何枚も印刷して一番ましなものを使いました。

(全作品完成まで あと20)

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