Ma.K. PKA G型グスタフ その7 完成!!
2008年3月7日
Category : 完成 キャラクターTags : Ma.K.
汚し塗り
今回はいつもの ウオッシング → ドライブラシ ではありません。一手間掛けて汚しを筆でマメに行ってみました。
最初は墨入れの要領でセピアで溝を黒くします。次に少しだけバーントアンバーを加えて明るくした色で全体にべちゃべちゃと塗り、フィルタリングをします。ここまではいつものウオッシングに近いのですが、ここからが違います。油彩のバーントアンバー、ローアンバーを使って、面相筆で汚れを書き込んでいきました。雨だれや油のシミを描いていきます。
小さなキットだからできるのですが、これが大きな戦車なら大変でしょうね。たまにはこんな手間を掛けてみるのも良いですね。
背中にも同じように汚れを描いていきます。 特に足下は茶色系で土汚れを強くしてみました。
泥汚れ
泥汚れはいつもの MIGピグメントですが、ただ粉を付けるのではなく、MIGアクリルレジンで溶いた物をこすりつけてみました。アクリルレジンで溶くとコテっとした泥の固まりのようになるだけでなく、かんそうしても塗れたような感じが残ります。後はこの上からもう一度粉のピグメントを振りかけて、乾いた泥を再現しました。
完成
いよいよ完成です。カッコいいですね。緑ベースの迷彩塗装ですから、ちょっとシャーマン戦車のようですが(ホントカ?)、イメージはドイツ軍です。チッピングも入れて窓もはめてできあがりです。
あっ、アンテナを付けるのを忘れていました。あとで0.5mmの洋白線を刺しておきましょう。最初から銀色をしていますから、塗装いらずで楽できます。固くて曲がりにくいところもいいですね。洋白線はお気に入りです。
前に作った傭兵軍のF.S.A.Fと比較してみます。 一回り大きいですよね。少し同じスケールじゃないみたいです。それだけ重装甲で馬力が上がってるんでしょうか?それにしては大きな窓は弱そうです。こんなに大きな窓が付いていると、通常弾で頭を打ち抜かれそうですよね。
Ma.K.は2作目となりました。組み立てそのものは小さなキットですから簡単にすますことができるのですが、塗装は筆塗りでしかできないような迷彩塗装としたため、結構手間がかかりました。
汚し塗装は油彩を使って筆で描き込んでいきました。また泥汚れにはMIGピグメントだけでなく、アクリルレジンも使ってみました。アクリルレジンで固めてあるので、ピグメントの定着性がずっと良くなると思います。
(全作品完成まで あと38)
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