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ドイツ・15cm重野戦榴弾砲sFH18 その5 完成!!

Category : 完成 AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ドラゴン Post : 121-5

ウオッシングとドライブラシ

15cm重野戦榴弾砲sFH18

15cm重野戦榴弾砲sFH18 ウオッシングとドライブラシ

ウオッシングは油彩のセピアをペトロールで溶いてします。何しろ細かなパーツが多いので、溶剤で壊してしまわないように注意深くします。おかげさまでウオッシングの時はどこも壊さずに済みました。手に汗握るスペクタクルでした。

続いてドライブラシです。ドライブラシはタミヤのエナメルでします。筆塗りの時より倍ほどに薄めて筆につけ、よく拭き取ってからこするように塗りつけます。塗る範囲を少しずつ狭めながら明度を上げて4段階ほどしました。

角張った平らな面で構成され、さらにあたり一面にリベットがついています。そのためドライブラシが大変よく栄えます。ただし調子に乗ってきつく付けすぎると大変なことになるので、控えめにしなければね。この写真の距離からではリベットのドライブラシはあまり判らないくらいですよね。

汚して完成!!

ドイツ・15cm重野戦榴弾砲sFH18 1/35 ドラゴン

ドイツ・15cm重野戦榴弾砲sFH18
1/35 ドラゴン

ピグメントで汚す前に油彩でフィルタリングをするのですが、今回はあまり広い面が無いのでしませんでした。いきなりピグメントです。

アクリルレジンで溶いたMIGピグメントのヨーロピアン・ダストで塗れた土を再現し、ウオッシング溶剤で溶いたMIGピグメントのヨーロピアン・ダストで乾いた土を再現しました。乾いた土は端の方を筆でぼかしてグラデーションを付けておきます。

ドイツ・15cm重野戦榴弾砲sFH18 1/35 ドラゴン

ドイツ・15cm重野戦榴弾砲sFH18
1/35 ドラゴン

タイヤは全体にピグメントを塗りつけてから、一度拭き取ってあります。この手のタイヤは溝に土がたまりそうな気がしませんか?

この写真くらい寄ると、リベットのドライブラシが良くわかりますね。ゴツゴツした砲架にドライブラシがよく効いています。

ピグメントで乾いた土を再現するときに使う、MIGプロダクションのウオッシュ用溶剤は非常に良く伸びるので、薄く溶いたピグメントがサッと表面に広がります。十分に乾いてから堅めの平筆でこすって余分のピグメントを落としてやるとリベットの周りの汚れが簡単に再現できます。良い感じでしょ♪

これにて15cm砲本隊は完成です。後はフィギュアを完成させて、ヴィネットに仕上げるだけです。もうひとがんばりですね。さすがはドラゴンのスマートキットです。一面リベットだらけの複雑なこの砲を、出来る限り少ないパーツでキッチリと精密に再現しています。これほどポピュラーな砲が今までキット化されなかったのは、このリベットだらけの筐体のせいとも言われていますが、なるほどと思います。ただ残念なのは、説明書がわかりにくい上に誤記があまりに多いと言うことです。ありがたいことに模型雑誌の記事やホワイトタイガーさんに教えていただいた情報を元に暗号のような説明書を解読できたので、難なく完成にはいたりました。

どうもドラゴンは説明書の質についてはそれほど重要性を感じていないようですね。ドラゴンの社長さんはプラモ少年だったころ、説明書をろくに見ないで作ったタイプでしょうか。一度ガンプラを作らせてやりたいものですね。

ドラゴンのスマートキットです。大変複雑な砲架もキッチリと精密に再現されています。これだけ細かいとウオッシングには気を遣いました。砲架の足の先です。砲が移動しないように鋤の部分を地面に埋めて使います。塗れた土と乾いた土をMIGピグメントとアクリルレジンで再現しました。 真横から見たsFH8 15cm重野戦榴弾砲です。大戦初期のフィギュアを用意したので、カラーもジャーマングレーです。その方が赤白の棒も映えますね。sFH18 15cm重野戦榴弾砲の砲架です。一面リベットだらけです。これが各模型メーカーが製品化をためらった原因とも言われています。ドライブラシが栄えますね。 sFH18 15cm重野戦榴弾砲の砲尾部分です。砲の向きを変えるロッドがつながっていませんが、ヴィネットにするときに忘れないようにつなげなければ行けませんね。

(全作品完成まで あと38)

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