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4号突撃戦車ブルムベア 初期型 その13 ウエザリング

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : トライスター Post : 134-13

車体下部の汚し

ブルムベア初期型 車体下部の汚し

ブルムベア初期型 車体下部の汚し

こちら初期型も中期型同様に、ウオッシングをする前に最後のエアブラシということで、土色を車体の下部に吹き付けておきます。うっかりイタリア戦線の中期型と同じフラットアースを吹いてしまったのですが、こちら初期型はクルスクですからもう少し暗い色のダークアースにすれば良かったと後から思いました。まぁ、ウオッシングで暗い色を乗せるので、なんとかごまかせるかな・・・そんなわけないでしょ(+_+)\バキッ!

ウオッシングと墨入れ

ブルムベア初期型 ウオッシングとスミ入れ

ブルムベア初期型 ウオッシングとスミ入れ

中期型では各ウエザリング工程の写真を撮り忘れていましたので、初期型では忘れずに撮影しました。これはエナメルのセピア(フラットブラック+フラットブラウン)でウオッシングをして拭き取った後、 油彩のバーントアンバー、ローアンバー、セピアで筋を入れたり、ボルト等の周囲のくぼみに影を入れたところです。ボルトの頭まで黒く汚れてしまっていますが、後でドライブラシをすればキレイになります。

ドライブラシ

ブルムベア初期型 ドライブラシ

ブルムベア初期型 ドライブラシ

続いてドライブラシです。エナメルのダークイエロー+サンディブラウンに白を加えながら4段階のドライブラシです。ボルトの頭がすっきりと白くなり、くっきり目立つようになりました。また鋼板のエッジもくっきりと立ち、固そうです。

ここまでくるとずいぶんと明るい色だったブルムベアがそれなりの暗いトーンになってきました。中期型は狙ったよりも迷彩のブラウンが赤く出過ぎてしまいました。ウオッシングでダークイエローが赤っぽくなるので、コントラストをかせいでおいたのですが、やり過ぎでしたね。でもこちらの初期型はほぼ狙ったとおりの色合いです。

履帯の取り付けと汚し

ブルムベア初期型 履帯の取り付けと汚し

ブルムベア初期型 履帯の取り付けと汚し

最初は履帯を可動のまま取り付けようと思ったのですが、途中でプチプチと切れてしまいます。また、その場合再連結はかなり困難です。さらに接着をして固定するなら、先に接着剤を塗っておかないと奥の方までちゃんと塗ることができそうもありません。

というわけで、履帯は流し込み接着剤を塗って10分ほど放置してからはめることにしました。ドラゴンのマジックトラックと違い、もともと接着剤無しでもあるていど繋がっている構造ですから、かなり柔らかいうちから外れにくくなります。これははめやすくていいですね。

いつものように起動輪のところでつなぎます。左右ともに説明書より1コマ多い99コマでした。おそらく接着の時にまっすぐになるように押しつけながらつないだため、フリーの状態よりも縮んでしまったのでしょうね。

履帯にはアクリル溶剤で溶いたMIGピグメントとアクリルレジンを塗りつけました。MIGピグメントはロシアン・アース+アフリカン・アースです。アフリカン・アースを加えたのは、ロシアン・アースだけではかなり緑が強いからです。アフリカン・アースの赤い色のおかげで、黒っぽい泥の色になりました。

さらにアクリルレジンが固まる前に、粉の状態のMIGピグメントを塗りつけてあります。

転輪やサスペンションには同じMIGピグメントを専用溶剤で溶いて塗りつけました。こちらはかさかさに乾くので、乾燥後余分をこすって落とします。この写真はまだ乾燥を待っている状態です。

シュルツェンの汚し

ブルムベア初期型 シュルツェンの汚し

ブルムベア初期型 シュルツェンの汚し

シュルツェンも忘れずに汚し塗装です。ウオッシング塗料と拭き取り作業で雨だれを表現し、さらにステーの取り付け穴からは錆や雨だれが垂れている様子を油彩で描きました。

最後にシュルツェンの下部にMIGピグメントで土汚れを付けておきました。裏側も同じように作業してあります。さすがに10枚もあると大変で、これからまだ忘れていた中期型のシュルツェンをしなければいけないかと思うと・・・

(全作品完成まで あと38)

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