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ヤクトパンターG1初期型 その7 各部の塗分け

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ドラゴン Post : 139-7

足回りの塗り分け

ヤクトパンターG1初期型 足まわりの塗分け

ヤクトパンターG1初期型 足まわりの塗分け

戦車模型を作るのに何が大変って…もう履帯や転輪の塗り分けが一番面倒で大変ですね。まだパンターの転輪はゴム部分との境がくっきりしていますし、サイズが大きいので塗りやすいのですが、それでも千鳥配列のドイツ戦車は塗り分けが大変です。

これが初公開の私の足回りの写真です。ただでさえ大変な足周りの塗り分けです、少しでも手を抜く集中力を維持するために見えない部分は塗っていません。いくらロコ組で裏側まで塗ることができるようになったとはいえ、馬鹿正直に全部塗ることはありません。大人の対応が重要ですね(ホントカ?)。

デカール貼り

デカールを貼る前に、デカールを貼る位置にクリアを吹いておきます。そこだけ鼻水を拭いた袖口のようにピカピカのコペコペです(って、今の子供はそんなことしませんね)。

マークセッターを指先でなじませ、その上にデカールを貼り、さらに上からソフターを塗ります。デカールが十分乾燥したら、最後にフラットを上から吹き付けてできあがりです。

OVMの金属部分のツヤが変わってしまうのがいやで、この作業はOVMの塗り分けの前に行います。そのため実は、転輪の塗り分けをする前にデカールを貼る作業は終わっています。転輪を塗り分けている間にデカールが完全に乾燥し、最後にフラットのオーバーコートができるという算段です。

細部の塗り分け

ヤクトパンターG1初期型 細部の塗分け

ヤクトパンターG1初期型 細部の塗分け

予備履帯やOVMを塗り分けます。接着してからの塗り分けも最初はおっかなびっくりでしたが、最近ではずいぶんと慣れました。しかしこの履帯はさすがに苦労します。裏側まで筆が届きません。車体と予備履帯の間に紙を挟んで車体を汚さないように注意しながら奥まで筆をつっこみ、できる範囲で塗り分けました。これは塗ってから取り付けた方がいいですね…って私パンター何台目?どこまで行っても学習しませんね(+_+)\バキッ!

パンター系はOVMがラックに乗っかっているので車体から少し浮いていますし、すべて斜めの平面の上にあります。そのおかげで多少塗り分けは楽ですね。

天蓋の接着

ヤクトパンターG1初期型 天蓋の組み立て

ヤクトパンターG1初期型 天蓋の組み立て

ペリスコープや照準機、測距儀を裏側から取り付け、天井の板を車体に接着します。ほんのちょっぴり反っていたのですが、接着剤を塗って押しつければぴったりとくっつきました。

後部ハッチは元々開閉可能に組み立てる仕様です。上部のハッチは二つとも固定式なのですが、せっかくなのでピットマルチで留めて可動にしてあります。

ハッチの裏側は後部ハッチは車体内部色、上部ハッチは車体色としました。上部ハッチはどうやら車体色らしいという噂を聞きつけたためそうしてみました。本当はよく知りません(オイオイ)。

よく見ると車長用ハッチの裏側のハンドルが紛失しています。いつの間になくなっちゃったんでしょうか?でもあわてません、グラブ・ハンドラーでサッと作って取り付けておくことにしましょう。

車体後部の塗り分け

ヤクトパンターG1初期型 車体後部の塗分け

ヤクトパンターG1初期型 車体後部の塗分け

車体後部には車間表示灯(緑のヤツ)を忘れずに付けておきます。最近のドラゴンではこれがクリアパーツになってますからうれしいですね。

左側の排気管は3本になっていますが、両側の2本は冷たい外気を取り込んで排気を冷やすための吸気管です。そのため熱でボロサビにはなりませんから、車体色のままです。

ジャッキは仕上げがすむまで接着はしません。この位置では接着した状態で塗装や仕上げをするのが困難と判断しました。そのためジャッキを留める金具もまだ未接着です。

これで新車のヤクトパンターができあがりました(フェンダーなどがへこんでいますが…)。

(全作品完成まで あと41)

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