Cold Morgen(寒い朝) Diorama #18 制作開始
2008年10月6日
Category : ジオラマTags : キューベルワーゲンヤクトパンター地面
寒い冬の朝、凍り付いたパンター戦車のエンジンをキューベルワーゲンを使って始動させているジオラマを作ります。使うキットはすでに完成済みの「ヤクトパンター初期型」と「キューベルワーゲン寒冷期エンジン始動セット」です。いずれもドラゴン(サイバーホビー)の製品です。
サイバーホビーの寒冷期エンジン始動セットは非常に興味深いセットです。戦車の後ろにはなにやら小さな蓋がたくさんついており、それぞれはなにがしかの意味があるのでしょうが、普段は気にも掛けずに作っています。今回はそこが主役でして、ハッチを開ける改造をパンターに施すことから始まりました。
最初にこのキットを見たときから、ぜひジオラマに仕上げようと思っていました。なかなかそのチャンスに恵まれなかったのですが、関西AFVの会に参加して、モチベーションが思いっきり上がった勢いで、地元の中京AFVの会のために作ることにしました。
冬をイメージして車両には乾くことのない泥汚れを付けてあります。ただし、冬の初めと言うことでまだ降雪はまばらで、冬季迷彩の白塗りはされていません。兵士たちの服装もそれにあわせて、ズボンのみ白としています。
寒さを際だたせるため場所は山間部。出撃の準備をしているところです。ジオラマのタイトルは『Cold Morgen(寒い朝)』です。
ベースの製作
ベースはあり合わせのバルサ板にスタイロフォームを貼り付けてかさ上げし、その上に木粉ねんど(ウッドフォルモ)を貼り付けてあります。スタイロフォームを使うと、フィギュアの固定が楽になるのでお気に入りです。
サイズは横が45cm、奥行きが14.5cmです。横幅は過去最高の長さで、私のAFV用の陳列棚には並びません。こちらも以前作ったロングトムと高速牽引車のセットやグリレ17などの長大キットと一緒に飛行機の陳列棚に行くことになります。
後ろに2本立っている棒は木です。初めて木を作ってみます。うまく作る自信はないのですが、hirozさんの制作記を参考に挑戦するつもりです。
轍(わだち)と足跡
気温が低くしかも日照時間も短いヨーロッパの冬。山間部の森の木陰では道路はいつもグチャグチャ(タブン)。そんなわけで、地面には戦車や自動車の轍をたくさんつけました。また作業をしている兵士たちの足跡もいっぱいです。
(全作品完成まで あと41)
コメントを残す