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計画駆逐戦車E-25 その5 迷彩塗装

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : トランペッター Post : 142-5

迷彩塗装

駆逐戦車E-25 迷彩塗装

駆逐戦車E-25 迷彩塗装

今回はさび止めのレッドオキサイドの上に質の悪いダークイエローを塗った2色迷彩です。質の悪いダークイエローの雰囲気を出すために、使った塗料はトールペイント用のアメリカーナです。別にアメリカーナの質が悪いのではなく、これを使って表現をするという意味ですから、誤解しないで下さいね。

アメリカーナのドライド・バジル・グリーンというタミヤのダークイエローを白っぽくしたような色に、クール・ナチュラルというベージュ色を20%ほど混ぜてさらに明るくします。これを水で溶いて(筆塗りの時よりも濃いです)、エアブラシで吹き付けます。案の定、まるで噴霧が安定せず、すぐにベチャッて出てしまいますし、なによりも噴霧の粒が大きく、ざらざらとあれた感じになりました。

少しボケ足が大きくなりすぎたので、#1000の耐水ペーパーで軽くこすって、すっきりさせました。定着力の弱いアメリカーナですから、簡単に削り取れます。

塗料不足の折、天板には迷彩塗装がほどこされていません。少しでもダークイエローを節約しています。こんな所も大戦末期らしいでしょ。

チッピング

駆逐戦車E-25 チッピング

駆逐戦車E-25 チッピング

大戦末期に粗悪な塗料しか無い上、薄めて使っていますから塗膜も薄く、簡単にはげてしまったことでしょう。そんなわけで、ダークイエローが削れて下地のレッドオキサイドが見えている様子を再現します。

綿棒にアクリル溶剤を染ませて、軽くこすりつけ、その上から堅めのブラシや爪楊枝でこすってキズを付けます。これがなかなか思うようにいかなくて、 ちょっと苦労しました。あんまりやり過ぎても何ですから、これくらいで止めておきます。

この上からフラットでコーティングして弱っちいアメリカーナを保護してから細部の塗り分けやウエザリングに入ることにしましょう。

(全作品完成まで あと41)

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