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The Vampire Berlin Diorama #19 その7 完成!!

Category : 完成 ジオラマ

Scale : 1/35 Maker : Post : D19-7

ベースの仕上げ

The Vampire ベースの飾りと銘板

The Vampire ベースの飾りと銘板

ベースを仕上げます。いつものように1mm厚のバルサ板をカッターナイフで切り取り、周囲に巻き付けます。接着は簡単便利な両面テープです。

土台のデコパージュと一緒にオイルステインで着色し、十分に乾かしてから水性ニスでツヤを出します。お手軽ですが、ずいぶんと立派になりました。

最後に銘板を取り付けて完成です。銘板はエーワンの金ぴかラベル紙にプリンタで印刷して貼り付けます。ラベル紙に指紋が付いていると黒がキレイに出ないので、一度やり直しました。このラベル紙、アルコールで拭くと表面が溶けちゃうので注意が必要です。とにかく指紋を付けないように注意するしかないですね。付いていても印刷するまでまったく判りませんから、タチが悪いです。

完成!!

The Vampire Berlin 1945 Diorama #19

The Vampire Berlin 1945 Diorama #19

一週間くらいでできると踏んでいたのですが、石膏がなかなか固まらずに結局2週間近くかかってしまいました。絵の具を混ぜた石膏は固まらないのですね。勉強になりました。

不安定な瓦礫の山も、しつこいくらいに垂らした水溶きボンドのおかげでしっかりとくっついています。案外ちゃんと固まるんですね。こちらもまた勉強になりました。

初めての市街戦のジオラマを作ったのですが、素材の特性をしっかりとつかんでいないため、パテで表面が溶けてしまうなどトラブルもありましたが、なんとか形になりました。スチレンボードにはラッカーパテを塗りたくってはいけませんね。

計画車輌にばらばらの制服、フリーガーファウストや赤外線暗視装置付き突撃銃などの新兵器。自分なりに大戦末期を表現できたと思っています♪

実在しない計画車輌の駆逐戦車E-25ですが、こうしてヴィネットにしてみると、なんだか本当にいたら面白いだろうなって思います。勇ましく、ちゃんとした迷彩塗装にしようかと迷った車体だったのですが、やはりリアリティ重視で大戦末期の物資不足塗装にして良かったですね。今回の作品は家族の受けもまずまずでした。

ベルリンの吸血鬼たち

The Vampire Berlin 1945 Diorama #19

The Vampire Berlin 1945 Diorama #19

さて、実際にはこの場面は草木も眠る丑三つ時ですから、真っ暗です。背景を黒にして、明度とトーンを落としてみました。

実際には赤外線探照灯はこんな風に赤く光っては見えないはずですが、そこは模型的誇張ということにしてみました。映画の派手な音響効果と同じですね。

夜陰に紛れて出撃する夜間戦闘隊員たちです。自慢のハイテク兵器も飛行機の目を逃れて夜間にしか使えないのが悲しいですね。真上から見るとこんな感じです。建物はスチレンボード。大量の瓦礫は石膏です。赤外線暗視装置付きの突撃銃を構える夜間戦闘隊員です。彼の持つ赤外線暗視装置がヴァンパイアと呼ばれていました。背中には大きく重いバッテリーを背負っています。赤外線暗視装置で敵の位置をつかんだ隊長が、フリーガーファウストを構えた兵士に指示を出しています。フリーガーファウストは本来は対空兵器ですが、今回は地上攻撃に使っている設定です。曲射銃を使って柱の影から敵をねらい打ちます。照準は銃に付けられたプリズムを使って行います。駆逐戦車のE-25です。小さな車体ながらパンターと同じ長砲身の7.5cm砲を搭載しています。実際には計画だけで終戦を迎えてしまいました。

(全作品完成まで あと40)

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