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ドイツ重戦車・タイガー1極初期生産型 その14 完成!!

Category : 完成 AFV フィギュア ドイツ

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 144-14

フィギュアの塗装

タイガー1極初期生産型 フィギュアの塗装

タイガー1極初期生産型 フィギュアの塗装

キット付属のフィギュアを塗装します。タミヤのキットにはフィギュアが必ず1体は付くのでうれしいですね。さらに最近のキットではフィギュアのできがとても良いので、さらにGOOD!!です。

塗装は全てアメリカーナ(トールペイント用水性アクリル塗料)です。ファレホと同じような感じらしいのですが、59mlの大容量で250円程度と、抜群の経済性です。

タイガー1極初期生産型 フィギュアを乗せてみた

タイガー1極初期生産型 フィギュアを乗せてみた

501重戦車大隊のクルー達はアフリカに来たばかりですから、新品の戦闘服を着ています。キットではダークイエローの塗装指示なのですが、新品のDAK(ドイツ・アフリカ軍団)の戦闘服はカーキ色です。第2次世界大戦ドイツ軍装ガイドのカラー写真を参考に色を決めました。

実はこの色が先に決まっていて、実車の白黒写真を参考に戦車の色を決定しました。 記録写真では戦闘服の方が若干暗い色に写っています。キットの写真を白黒にしてみると、いいかんじです。

荷物の追加

タイガー1極初期生産型 荷物の追加

タイガー1極初期生産型 荷物の追加

戦車に荷物を載せるのはよく見られる光景ですが、特にアフリカ戦線ではてんこ盛りがそれらしさを出します。ですが、今回は記録写真がありますから、それを元に取り付けました。

ゲペックカステンのステーには手すりのような物が付けられており、そこからバッグがつり下げられています。

タイガー1極初期生産型 ヘルメット

タイガー1極初期生産型 ヘルメット

反対側にはヘルメットです。 ドラゴンのGen2のヘルメットをカーキに塗装し、所々ハゲハゲにしました。ヘルメットもバッグと同様に手すりにぶら下げられていると思います。

飯ごう

タイガー1極初期生産型 飯ごうをぶら下げるがこれは間違い

タイガー1極初期生産型 飯ごうをぶら下げるがこれは間違い

ゲペックカステンの後ろには荷物をぶら下げるために鎖が溶接されています。第1中隊のいくつかの車輌にこの改造が見られます。記録写真ではここに飯ごうをぶら下げた142号車の写真がありました。 そこで飯ごうをぶら下げやすいように改造です。ドラゴンのGen2の飯ごうを使い、取っ手を銅線に取り替えてみました。

ところがよく考えたら、この形ではチェーンにぶら下げることはできません。さてどうやってぶら下げたんでしょうか?
そう思って、記録写真をよくよく見ると…

タイガー1極初期生産型 飯ごうはベルトでぶら下げる

タイガー1極初期生産型 飯ごうはベルトでぶら下げる

そうなんです、取っ手を使ってぶら下げてはいませんでした。私の勝手な思いこみだったんです。よくよく考えれば、飯ごうは雑嚢に付けられたリングに水筒と並んでベルトで取り付けられます。そのベルトを使えばチェーンに取り付けることができるはずです。普通ならそうしますよね。

てなわけで、別の飯ごうを持ってきて、ぶら下げるベルト部分を細切りマスキングテープで作って貼り付けました。

余った手すり付き飯ごうは別の機会に歩兵に持たすことにします。せっかく作ったんですからね。

偽装ネット

タイガー1極初期生産型 擬装ネット

タイガー1極初期生産型 擬装ネット

141号車は 車体の右側面に偽装ネットをぶら下げています。偽装ネットの色はよくわからなかったのでフィールドグレーで塗ってみました。でも車体のグリーングレーに比べると緑が強いので、テニスのネットのように見えますね。

ネットの材料は滅菌ガーゼで、1本おきに糸を抜いて偽装ネットらしくしました。バラバラに壊れてしまうのでなかなか大変でした。

完成!!

ドイツ重戦車・タイガー1極初期生産型 1/35 タミヤ

ドイツ重戦車・タイガー1極初期生産型 1/35 タミヤ

最後にアンテナを付けて完成です。アンテナはM.S.モデルズの真鍮製のアンテナです。ちゃんとテーパーがかかっていてカッコいいですよ。1セット1428円もしますが、5本入りですから、1本あたりは300円弱ですから、ここぞと言うときは使ってしまいます。

さあ、これで忘年会の準備も万端です。なんたって今年のモケモケ忘年会はタイガーが肴ですからね。美味しいお酒が飲めそうです♪

中京AFVの会への作品。12月のモケモケ展示会のお題の「1945年」のジオラマ。そしてモケ忘用のタイガー戦車と宿題が山積みでヒーヒー言いましたが、なんとかコンプリートです。タミヤ製と言うことで気軽に始めた制作。簡単にすまそうと思ったのですが、なにしろ資料がうじゃうじゃあるため、あちこち手を入れだして、気づいたら大変なことになっていました。それでも多くの人に支えられ、結構満足のいく仕上がりとなりました。まだまだ荒い部分も多いのですが、サイバーの極初期型を買い損なった悔しさは紛れた気がします(笑)。

チュニジアのタイガー1は緑色をしていたという説があり、それに基づきグリーングレーで塗装しました。実車の白黒写真から、戦車兵のカーキの戦闘服よりも若干明るい色を選びました。 砲塔番号は車体色よりも若干明るい色が塗られているようで、その色については諸説があります。今回は現地改修で緑に塗られる前の地の色である、ダークイエローとしてみました。141号車のゲペックカステンは大きさもやや大きく、ステーの形や留め具の数が他と異なります。履帯はフリウルの金属製の可動履帯を使用しました。高価でなかなか手がでないのですが、今回は思い切って使ってみました。自然な弛みが魅力ですね。いろいろな荷物を戦車に縛り付けるのがアフリカらしいですよね。飯ごうをぶら下げているチェーンは第1中隊特有の物らしいです。OMVの配置も第1中隊は他と若干異なるので、キットの穴を埋めて、付け直しです。OVMクランプはライオンロアの可動式ですが、塗装後はパカパカ動くので接着してしまいました。キット付属のフィギュアです。タミヤはフィギュアを必ず付けてくれるので助かります。

(全作品完成まで あと39)

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