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ブリストル・ボーファイターTF.Mk.10 その10 完成!!

Category : 完成 飛行機

Scale : 1/48 Maker : タミヤ Post : 149-10

ウエザリング

ボーファイターTF.Mk.10 ウエザリング

ボーファイターTF.Mk.10 ウエザリング

最後の仕上げに入ります。といっても飛行機のプラモではAFVほどすることがありません。本当はあるのかもしれませんが、私の知識やスキルではこんなもんです。最初は排気管からの排気ガスの汚れを付けます。エアブラシで薄めたつや消し黒をサッと吹き付けておきます。

次はウオッシングです。ほんのチョッピリ茶色を混ぜたグレーでウオッシングします。これを拭き取るのですが、表面が半ツヤなので、筋彫り以外はほぼキレイに拭き取られてしまいます。それでも多少の雨だれを意識して、飛行機の進行方向(AFVでは重力の方向ですが)に筋が残るように拭き取りました。

主脚の格納庫の中はチョット濃いめのウオッシング液を調合し、筆で塗りつけます。こちらは余り拭き取りません。この中は汚れていた方がいいでしょう。

エンジンのカウリングからにじみ出る油汚れを油彩で描き込みました。これも高速で飛ぶ飛行機ですから、後方に筋となるように細く描きます。やや、一部細くないところもありますね。でも機体の下面ですからめだたないので見なかったことに…(+_+)\バキッ!

完成!!

ブリストル・ボーファイターTF.Mk.10 1/48 タミヤ

ブリストル・ボーファイターTF.Mk.10 1/48 タミヤ

最後の仕上げにアンテナ線を張ります。胴体の横から左右の水平尾翼へのアンテナ線もあるようですが、どこから出てどこに付くのかよくわからないので今回は省略しました。

タイヤの土汚れはタミヤのウエザリング・マスターでうっすらと汚しました。ウエザリング・マスターは軽い汚れにはお手軽で非常に便利ですね。

これにて ブリストル・ボーファイター TF.Mk.10 の完成です。AFVと違って塗装工程の半分くらいがマスキング作業です。ですが、組みやすさに配慮された非常に良いキットで、楽しく作ることができました。これからも私にとって飛行機はタミヤですね。

飛行機のプラモは合わせ目の処理やヒケや傷などの表面の処理がキチンとできていないとクオリティが下がってしまいます。もちろんAFVでもキレイにできたほうが良いのは当たり前ですが、飛行機ほどは神経質にならなくてもなんとかなります。そうなるとタミヤの飛行機キットは合いも抜群、表面もキレイと言うこと無しで、非常に楽しく作ることができました。とはいえできあがってみると、買ってきた箱のサイズに比べて、完成後のサイズが思いの外大きく、飾る場所がありません。飛行機のキットはたくさん作ってみたいのですが、これが一番のネックですね。さて、どうしましょう…

ボーファイターのうち、TF.Mk.10は魚雷などを積んで、艦船の攻撃に使われました。 機体に描かれた大柄のストライプは、ノルマンディ上陸作戦の時に見方(連合軍)を識別するために描かれたインベージョン・ストライプと呼ばれる模様です。非常に大柄な機体なのですが、元々は戦闘機として開発されたそうです。おなかには大きな魚雷を搭載しています。翼にはロケットランチャーが見えますが、魚雷や500ポンド爆弾とは選択して搭載されます。エンジンと主脚の部分です。カウリングの先端部分は集合排気管になっており、排気をここで冷却します。スピードが出なかったために戦闘機に成れなかったボーファイターですが、戦闘機として設計されたため運動性能は優れており、低空で馬力が出るエンジンの特性もあって、船や地上の攻撃に使われました。キット附属のフィギュアです。ちょっとベチャとつぶれていますが、こうしてキャノピー越しに見るとまずまずですね(笑)。

(全作品完成まで あと45)

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