プジョー206 WRC2002 その6 窓の塗装とウレタンクリア
2009年2月9日
Category : 自動車Tags : プジョー206ラリーカー
窓
窓を塗装します。でもその前に、ちょっとだけ手を入れなくてはいけません。降りて立っているドライバーが助手席のコ・ドライバーと話をしているという設定ですから、助手席の窓は開けなくてはいけないのです。
クリアパーツはまったく粘りけがありませんから、すぐにパキンと折れたりヒビが入ってしまいます。そこで、エッチングのこぎりを使って慎重に切り離しました。いや~、緊張しました。
キットに附属のマスキングシールを貼って、塗装します。しっかり貼ったつもりなのですが、少しだけ隙間があったようで、塗料がマスキングシールにしみ出していました。
ちょっとショックだったのですが、ここは極細綿棒の先にコンパウンドを付けて削り取りました。溶剤を使って溶かすと、あっという間に窓が曇ってしまうからそれはNGです。
ウレタン・クリア
デカールを貼ってから60時間以上が経過しました。もうそろそろ大丈夫でしょう…と思い、意を決してウレタン・クリア吹きをすることにしました。ウレタン・クリアは粒子が重いせいか、換気扇をフルに回しても部屋の中がみるみる曇ってきます。これはかなり危険な状態なので、ウレタン・クリア吹きをするときは部屋は全開にします。
作業は仕事部屋でしているので、入り口は外の駐車場に面しています。その入り口と窓、通路へのドア、隣室へのドアを全開します。その上で、隣室もそのまた隣室へのドア、そのまた隣のキッチンへのドアも全開にし、仕事場、隣室、キッチンの3台の換気扇を全部回しました。
こんなややこしい事をする前に、塗装ブースを作りましょうね。
これは今年の目標です。
まぁ、こんな調子ですから、寒い夜にはとてもできません。うまい具合に日もさしてきましたから、お昼休みに敢行します。今日のお昼休みは30分延長です。SOHOの強みですね(オイオイ)。
ウレタン・クリアのセットに入っていたレシピに従い塗料を調合します。インプレッサの時も大量に余ったのですが、今回はさらに車輌が小さいので、半分くらいも余ってしまいました。レシピの分量を半分にすれば良かったですね。あまった塗料はティッシュに吸わせて捨ててしまいました…もったいない(涙)。
乾いているのかどうかわからないほどツヤツヤ・ヌルヌルぽくなりました。これでこの後80時間の硬化に入ります。20度で80時間ですから、この時期ですからもっと置いた方がいいでしょうね。
私は寒さには強い方ですが、さすがにこの時期に部屋を全開にするのは正気の沙汰ではありません。店長にお願いします。展示会のテーマに自動車を選ぶときは、暖かい季節をお願いします。
(全作品完成まで あと60)
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