SU-76M自走砲 その5 組み立て完了
2009年4月26日
Category : AFV ソビエト連邦Tags : SU-76M
防盾の組み立て
防盾を組み立てます。これはそのまま戦闘室の上半分でもあります。非常に薄っぺらいプラで成型されており、できあがっても紙細工のようにカサカサと軽い感じがします。
ほとんどの面が別々の板として成型されており、これを箱組にするのですが、パーツの合いは悪くないので、車体にかぶせながら慎重に組み上げれば、キチンと形になります。
荷物を縛り付けたり、艤装ネットをかけたりするフックがたくさんついています。ソ連の戦車では曲げた棒を溶接してありますから、模型でも装甲板に穴は開けずに、銅線曲げてフックを作り、瞬間接着剤で貼り付けました。本当なら溶接の痕が必要ですが、さすがにこの細かさでは付けられません。相手が銅線ですから、ヒートペンも使えませんしね。
リアゲート
車体の後部には乗り降りを楽にするためのハッチがあります。今回は戦闘中を作ります。このキットに附属するフィギュアのうち、3体は車外にいますから、このハッチは開けておくことにします。
ハッチの下の部分にものすごいヒケがありましたので、パテで埋めて置きました。
運転手のハッチ
運転手席だけがエンジンの前の室内にあります。この車体はほとんどが鋼板を溶接して作られていますが、運転手のハッチはどうやら鋳造のようです。
キットのハッチにも鋳造肌がモールドされているのですが、ちょっと地味なので、溶きパテで付けておきました。ソ連軍の鋳造肌は凸凹でないと。
組み立て完了
これにてほぼ組み立てが完了しました。室内を塗装しなければいけないので、防盾はまだ車体に接着してありません。そのため防盾の後ろが浮いています。
また防盾の後ろの端には鉄棒の枠が付くのですが、それも後から接着します。とりあえず戦闘室内部を塗りましょう。
(全作品完成まで あと59)
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