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チャーチルMk.3工兵戦闘車 その6 砲塔の組立て

Category : AFV イギリス

Scale : 1/35 Maker : AFVクラブ Post : 164-6

ペタード砲

チャーチルMk.3工兵戦闘車 ペタード砲

チャーチルMk.3工兵戦闘車 ペタード砲

チャーチルAVREの一番の違いは主砲として6ポンド砲の代わりに、ペタード砲が積まれたことです。この砲は敵の陣地や障害物を一撃で破壊するために大きな砲弾を撃ち出すことが出来る迫撃砲です。 重量が18kg(炸薬量11.8kg)の翼付きの砲弾を73m飛ばします。

砲の付け根が細くなっているのは、砲弾が砲塔内から出てくる訳じゃないためです。この写真のように砲身を90度上に向け、車体から手を伸ばして砲弾を込めます。通常の迫撃砲は砲身の先から砲弾を入れますが、ペタード砲は後ろから入れます。この方がやりやすかったんでしょうね。車体にはペタード砲に装填するためのスライド式のハッチが付いています。ここから砲弾を持った手だけを出すんでしょうね。

それにしても敵と交戦中に車内から砲弾をニュッとだして装填するなんて勇気があります。さすがは英国紳士たちですね。キットは可動式に組めないこともないのですが、強度が弱く、またバネを取り付けると伸ばした状態で固定できません。しかたがないので、この写真を撮影した後、伸ばした状態で固定し、バネを取り付けました。

組み立て完了

チャーチルMk.3工兵戦闘車 組立て完了

チャーチルMk.3工兵戦闘車 組立て完了

パーツ数が多く繊細なペタード砲が出来てしまえば砲塔は簡単なものです。細かなパーツを取り付ければできあがりです。砲塔横の荷物をつり下げるフックを銅線に置き換えました。ディテールアップはここだけです。

砲塔は内部を塗装するためにまだ接着してありません。いよいよ塗装作業に入ります。

(全作品完成まで あと60)

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