ドイツ・15cmネーベル・ヴェルファー41型 その6 完成!!
2009年7月22日
Category : 完成 AFV ドイツTags : ネーベル・ヴェルファー
仕上げ
今回は精密と言ってもかなりの部分が金属製ですからエナメルでのウオッシングはヘッチャラピ~♪です…って、もう調子にのってる(+_+)\バキッ!
しかし、細かな部分が多いため拭き取りをするときに綿棒の毛が残ってしまう恐れが大です。 そこで拭き取りが要らないくらいにウオッシング塗料を薄め(通常の倍くらい)塗りっぱなしにします。もちろんボタボタにたまったところは吸い取ります。
ドライブラシはエナメルでよく似た色を作り(ダークイエロー+デザートイエロー)、フラットホワイトを混ぜながら3段階ほど行いました。エナメルはそっくりな色が作れなくてもそれほど神経質になる必要はありません。どうせ白をまぜていきますから、だいたいでOKです(ホントカ?)。
チッピングはジャーマングレー+ハルレッドで赤みのあるグレーを作ります。場合によっては白や黒を混ぜて明度を調節することもありますが、今回はそのままです。ジャーマングレーとハルレッドの比率は1:1くらいでした。
溶剤で塗料の濃さを筆塗り程度に調節し、これをスポンジに付けてポンポンと付けていきます。スポンジに塗料を含ませたら押したあとが点々になるまでメモ用紙に押しつけて塗料の量を調節し、印影(っていうのか?)が点々になったらキットに押しつけます。いままでいろいろなチッピング方を試してきましたが、これが一番楽ちんで、私の技術では一番らしくできます。初心者の皆さんお試しください。
完成!!
最後にパステルなどで仕上げるのですが、今回はジオラマにすることを狙っていますから、それは地面といっしょに行うことにします。
ってことでこれにて一応ネーベル・ヴェルファー単体では完成とします。
さまざまな素材をふんだんに使ったキットで、もはやプラモと呼んで良いのか?と思えるほどの内容でした。作る前から困難なことは予想できていたのですが、さすがにキツかったですね。ただ何事も経験を積まなければうまくはならない物で、下手なりにも瞬間接着剤の扱いは上達した気がしています。
もっと組み立てに時間がかかるかと思ったのですが、面倒な発射筒の組み立ても同じ作業を6回繰り返すため、次第に要領が判ってきて、予想よりは早く仕上がりました。次はスピードよりも仕上がりの美しさをアップさせたいですね。と言ってもしばらくはこんな作業はやりたくありませんけどね(笑)。
作り始めてすぐに、エライ物を買ってしまったと後悔したのですが、こうしてなんとか形になってホッとしています。かくなる上は当初の予定通り、地面を作り、フィギュアを絡めてジオラマにするしかありませんね。なるべく単品の細部に目がいかないようにしなくちゃ(+_+)\バキッ!
(全作品完成まで あと61)
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