« »

中京AFVの会に行って来ました。

Category : 日記

Scale : Maker : Post : -

8月12日の夜にキャンプに出発、15日に帰宅。その間プラモの制作もプラモ日記の更新も無し!!そして15日はキャンプの後片付けが終わってから、はるばる愛媛より到着したhirozさんに会いにモケモケに。そこではhirozさん以外にも、遠方で修行中の安田さんや久しぶりのセイシローさん、なごやんさん、みずのさんとお会いし、その後は夕食かたがたハンバーグレストランに行き、模型談義に花が咲きました。

気づいたら午前様。帰宅したのが1時半。翌日のAFVの会の荷造りをして寝たのが2時すぎでした。翌朝も歳のせいかゆっくり寝られず、6時に目が覚めるしまつ。遠足の日は早く起きる小学生なみの精神構造なのか、それとも老眼世代の性なのか…

ともかく時間があまったので制作中のマチルダをチョイチョイと塗っていたら、そこへとこやさんがお迎えに来ました。さあいよいよ出陣です。

そして中京AFVの会が終了し(あ、あれ…レポートは…)、反省会で大いに盛り上がっり(またしてもハンバーグレストラン)、11時ごろ帰宅。プラモ日記をそろそろ更新しなければと思っていたのですが、さすがに疲れがたまってバタンキューです。歳には勝てません。

さらに次の日の今日はなぜか早起きもできず、死んだように眠っていたらしく、起きるなり朝食をかき込んで客先に向かいます。そしてその仕事が長引き、お詫びのしるしに昼食をごちそうになり、そのまま午後の仕事に直行。やっと帰ってきたのがついさきほどです。あ~疲れた!!

そんなわけで、みなさんが中京AFVの会のレポートを続々とアップしてくれている中、大量の写真を撮った報道担当の私がここまでアップできずに遅くなってしまいました。あ~、長い言い訳でしたが、さらに長~いレポートが続きますよ。

会場入り

中京AFVの会2009

中京AFVの会2009

お盆休みの最終日の昨日、いつもの会場で中京AFVの会が開催されました。いつもはかなり薄暗い印象があるのですが、照明が少し変わったようで、けっこう明るくなっていました。

良い場所をとろうと会場に一番乗りのつもりが、なんとモケ模型隊(なごやんさん命名のモケモケ常連陣によるAFVの会参戦チームの名前)のみずのさんがすでにベンチに座っていました。その後、同じくモケ模型隊のTKさんやmoppuさん、燻りさん、モケモケ店長らが続々と到着。そしてモケ模型隊の新人で紅一点のアキトちゃん(と呼ばせてください。彼女、私の娘くらいの歳なんです。)もその彼氏といっしょに合流です。

受付を済ませ、会場入りすると、昨年TKさんが大賞を受賞した展示場所をゲット!!これはさい先の良いスタートです。会場をまめにまわって写真撮影です。年甲斐もなくピンクのTシャツを着ているのが私です。

紙創り体験教室

紙創り体験

紙創り体験

会場内では午前中のイベントとして紙創りの和巧の社長さんによる体験教室が開かれました。 私は新人のアキトちゃんといっしょにモケ模型隊代表で参加、社長さん直々の厳しい指導のもと、ちっちゃなひまわりとタンポポを完成させました。

たしかにそれほど難しくはないのですが、やはり半世紀を生きてきた私にはかなり厳しい世界です。愛用の拡大鏡も老眼鏡も無く、小銃一丁でT-34に立ち向かう気分でした。

紙創り製品を大人買い

紙創り製品を大人買い

会場内では特設ブースにて、またまた社長さん直々に紙創りが売られており、その価格はなんと4割引。さらに電卓で計算後は100円未満は切り捨てという気前の良さ!!

おもわず7枚も買ってしまいました。(^_^;)

お昼ご飯

お昼ご飯はモケ模型隊でぞろぞろとおでかけです。2年前にホワイトタイガーさんが一人で参加されたときは、話し相手も無く、とても寂しかったそうですが、いまでは大所帯で遠足気分です。

トークショー

中京AFVの会2009 トークショー

中京AFVの会2009 トークショー

午後の部はおなじみのトークショーです。ファインモールドの鈴木社長の進行で、山卓さん、金子さん、土井さんの貴重なお話を聞くことができました。

みなさんプラモに関する実績やネームバリューはすごいのですが、年代が私と同じでして(鈴木社長と私とプラモはみな同じ昭和33年生まれです)、昔話を懐かしく思いました。

ジュニア・レディース賞

中京AFVの会2009 ジュニア・レディース賞のアキトさん

中京AFVの会2009 ジュニア・レディース賞のアキトさん

そしていよいよお待ちかねの表彰式です。一昨年はモケ模型隊のなごやんさんが銀賞を受賞。昨年はホワイトタイガーさんが銅賞を受賞。さらに昨年大賞受賞のTKさんが今年はモケ模型隊に入隊しています。今年も期待で胸がふくらみます。

まず大金星は新人のアキトちゃんです。おもいっきり独創的な塗装で人目を引いていたのでだれもが印象に残っている作品と思うのですが、これが賞に入りました。

ジュニア・レディースが他にいなかったという陰口は的外れです。あとで山卓さんあるスタッフの方が(スタッフの方からの情報で訂正させていただきます)教えてくれたそうですが、彼女の作品にはなんと7票もの投票があったそうです。 模型造りはもっと楽しく、もっと自由にと考えるモデラーが少なからずいることは確かです。

中京AFVの会2009 ジュニア・レディース賞作品

中京AFVの会2009 ジュニア・レディース賞作品

これが彼女の作品です。賛否両論いろいろとあろうかと思います。彼女も受賞のあいさつで、しきりに恐縮していました。実はこのパンター、写真の出来が悪く、本当はもっと鮮やかな色です。歯ブラシで塗装した不思議な質感の仕上がりは私の幼稚な撮影技術では表現しきれません。

でも、ガチガチの考証が息苦しいと感じているモデラーは少なくないはず。私もそんなにうるさい考証は考えない方です。彼女の作品はそんな自由な発想の延長線上にあるのではないのでしょうか。こんな作品が市民権を得たのですから、ジャーマングレーのキングタイガーを作れますよね、とこやさん!!

私の考証無視の作品だって、詳しい方に言わせれば彼女の作品と五十歩百歩でしょうね。う~ん、模型は楽しいが一番♪

金銀銅賞

それなりの大作を用意したつもりだったので、ゲスト賞かなにかにひっかからないかと淡い期待をしていたのですが、やっぱり全部スルーです。まぁ、期待したと言ってもほんのチョッピリですからガッカリもビックリもありませんでした。

中京AFVの会2009 銅賞受賞の水野シゲユキさんの作品

中京AFVの会2009 銅賞受賞の水野シゲユキさんの作品

そしていよいよトップ4賞の発表です。銅賞はあの水野シゲユキさんです。水野さんのサイトですでにその写真は見ていたのですが、実物はさすがに迫力が違います。

本来なら大賞なのでしょうが、誰が見ても判る作風から、作者がモロバレで、みんなが「誰か他の人がいれるでしょ」と思い、票を入れなかったのが銅賞の原因と言われていました。実は私もそう思い、投票しませんでした(オイオイ)。

中京AFVの会2009 銀賞受賞のシゲさんの作品

中京AFVの会2009 銀賞受賞のシゲさんの作品

続いて銀賞は シゲさんの冬季迷彩のタイガーです。こちらも亡BBSで部分的に拝見していたので、見た瞬間、これか!!と思いました。私は文句なしにこれに一票を投じました。

実は昨年も私はシゲさんの4号架橋戦車に投票したんですよ。わたしのあこがれのモデラーです。

中京AFVの会2009 金賞受賞のTKさん

中京AFVの会2009 金賞受賞のTKさん

そして金賞は、昨年大賞を受賞した後で我らモケ模型隊に入隊したTKさんです。私にはTKさんの作品か水野シゲユキさんの作品がNo.1に見えたので、なるほどと納得です。TKさんにも私は投票しました。

中京AFVの会2009 金賞受賞のTKさんの作品

中京AFVの会2009 金賞受賞のTKさんの作品

TKさんの作品「石橋」は大きなベースを贅沢に使い、 道路の向こうの見えない敵のすがたまでも感じさせる緊張感のある作品です。

倒れた木の枝や看板までも計算して置かれており、そのセンスは見事としか言えません。今度じっくりと川の作り方を教えてもらうことにしましょう。モケモケで会いたいな…

た、大賞!!

中京AFVの会2009 大賞!!

中京AFVの会2009 大賞!!

そしていよいよ大賞の発表です。みずのさんもTKさんも出てしまったので、いったい誰だろうと不思議に思いながら司会者を注目していました。

そして呼ばれたのが「作品32番、久野さん(これが本名です)」…

えっ?

私の本名は全国的には珍しいらしいのですが、愛知県ではありふれた名字です。モケ模型隊のコレクター?さんも同じ名字です。近くの金持ち村の村長さんとその村の商工会長さんも同じ名字です。しばらく自分のこととは思っていませんでした。

でもだれも立ち上がらないので、おそるおそる自分のエントリー番号を確認しました。その瞬間頭は真っ白!!

中京AFVの会2009 大賞受賞のモケ模型隊

中京AFVの会2009 大賞受賞のモケ模型隊

当日はホワイトタイガーさんは新婚旅行で欠席、カレー屋さんは仕事で途中退席していたので、共同制作者5名のうち残っていたのは私ととこやさんと燻りさんだけ。

モケ模型隊のみんなに作品を運ぶのを手伝ってもらい…

「おいおい、そこの二人、逃げるんじゃない!!」

表彰式を前に逃亡を図ったとこやさんと燻りさんを連れ戻し、ガッチガチの授賞式となりました。受賞の挨拶は自分でも何を話したのかよく覚えていません。あつかましい性格でわりと物怖じしない方なのですが、久しぶりに膝が震えるほどの緊張をしました。

いや~、うれしかったな~♪

ファインモールドの鈴木社長から講評をいただくも、もう頭は真っ白。後ろの二人もふだんとは打って変わった緊張状態。もう完全に舞い上がっていました。

大賞受賞作品 Hell Fire (地獄の業火)

大賞受賞作品
Hell Fire (地獄の劫火)

これが受賞した、平日模型親父4人+燻りさん作の「Hell Fire 地獄の劫火」です。

昨年の中京AFVの会が終了した時から準備を始めた大作(自称)です。タミヤ、ドラゴン、AFVクラブの8.8cm砲にDESキットの4m測距儀と諸元伝達装置(こんなもののキットが存在するとは…)、そしてトラペの8tハーフトラックを中心とした4輛の車輌の補給部隊まで再現した、対空砲部隊のジオラマです。

オマケ!!

ロベルト・デップ氏の超絶作品

ロベルト・デップ氏の超絶作品

伊勢フライングビーナスのコーナーにMIGプロダクションの総代理店のマルタケさんがロベルト・デップ氏の作品を展示してくれていました。

世界的な超有名人モデラーの作品を目の前で見られるなんてなかなかないチャンスです。小さな作品ながらすごいオーラが出ていました。

ただ残念ながら伊勢フライングビーナスのコーナーは会場の隅っこで薄暗く、写真撮影が難しい場所にありました。そこでトークショーが始まり人が少なくなったのを見計らって三脚を使って撮影しました。この写真は特別にココログの最大解像度でアップします。

閉会後

閉会の後は、受賞の興奮をひきずりながら、モケ模型隊のみんなで大須に繰り出しました。そしてそれから我らが師団本部のモケモケへ。すでに何人かは先に本部入りしており、店内はおおさわぎ!!

そして昨日に引き続きハンバーガーレストランへ(昨日とは違う店ですけど)。そこでささやかな祝勝会です。お店が終わって店長も駆けつけてくれました。カレー屋さんは仕事が忙しく、結局合流できませんでした。ちょっと残念。

ホワイトタイガーさんが地中海から帰ってくるのが楽しみです。大賞と聞いてどんな顔をするでしょうね。最初は信じてくれないかもね…

モケ模型隊のみなさん、お疲れ様でした。そして我々の作品に投票いただいたみなさん、ありがとうございました。鈴木社長から「みんなで仲良くひとつの作品をつくるなんて、今時珍しいし、すばらしい」と講評をいただきました。さすがに人生の半場を過ぎて友達ができるなんて思っていなかったのに、こんなにすばらしい仲間に巡り会えて、プラモをやっていて良かったと思います。

プラモ作ってて良かった…
ブログやってて良かった…

あっ、泣きそう… ウソ (+_+)\バキッ!

その他にもご紹介したいすばらしい作品はたくさんあるのですが、もう記事を書き始めて3時間くらい経っています。あんまり長くなるといけないので、これくらいにしておきます。

(全作品完成まで あと65)

関連するコンテンツ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

« »