タイレルP34 1976年日本GP その2 サスペンション
2009年8月8日
リアサスペンション
作っている最中にトランスミッションの色を間違えていることに気づきました。塗装指示ではガンメタルなのですが、うっかりエンジンと同じフラットアルミで塗っていました。まだエンジンに接着してなかったので、なんとか筆で上から塗りました。
エンジンとトランスミッションが無事繋がったのでそこにリアサスペンションを取り付けます。F1というのは面白い構造をしていまして、シャーシはエンジンの直前までしかありません。エンジンやトランスミッションそのものが車体の構造物になっているのです。そのためサスペンションのアームはトランスミッションのケースに直づけです。
排気管はエンジンの出力最優先ですからマフラーが付いていません。排気効率が最も高くなるように真っ直ぐに後ろにパイプが伸びているだけです。ムチャクチャうるさいでしょうね。
キットには配線、配管はプラグコードとエンジンの冷却水のパイプだけが入っています。実車の写真を見ると、さらに燃料パイプやらオイルクーラーの配管やらがみられます。モケモケに頼んでおいたパイプが入荷したようですので、さっそく買いに行って適当にディテールアップすることにします。でもどこからどこに繋がっているのか???なんです…
シャーシへの取り付け
エンジンとトランスミッションをシャーシに取り付けます。取り付けは金属のねじ止めですからしっかりしています。もうすでにパイプやら配線やらスタビライザーのロッドやらでごちゃごちゃです。良い雰囲気ですね。
シャーシには電池を入れる部分が見られます。30年前に発売されたときはモーターライズだったんでしょうか?エンジンはモーターが入るようにもっとブクッとしたスタイルだったんでしょうね。スケール感は損なわれますが、それはそれで楽しそうですね♪
フロントサスペンション
前輪が4個もあるため非常に複雑な機構の操舵機構をもったフロントの足回りを作ります。アップライトは右の前と左の後ろ、左の前と右の後ろが同じ形をしていますが、一度に4つとも作るとごちゃごちゃになってややこしそうなので、片側ずつ完成させました。
非常にちっちゃくでかわいらしいですね。残念ながら前輪の向きを変えることはできません。まぁ1/20ですからしかたがありませんかね。
ボディの準備
いよいよボディ部分の製作に入ります。あらかじめアルミ色の部分だけは塗装をすませておきました。よく見るとカウリングのあたりにヒケが見られました。軽いヒケなので無視しても良さそうですが、あせることもないので、パテで埋めることにしました。
このついでにリアウイングのパーツなので押し出しピンの跡が目立つパーツにもパテを塗りつけておきました。パテが硬化するまでしばらく作業はお休みです。
(全作品完成まで あと63)
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