シーハリアーFSR.1 その5 翼の隙間埋めと下面の塗装
2009年10月11日
Category : 飛行機Tags : イギリス海軍ハリアー
隙間埋め
主翼と胴体のつなぎ目に割と大きな溝が空いてしまいます。実は本来ここにはパネルの分割線は存在しません。プラモになるときにパーツ分割の都合でここにラインが入ってしまったのです。当然このラインは消して平らにならしてしまわなければなりません。
作戦としては翼の脇の下(?)の塗装のことも考えて、塗装がある程度完了してから翼を接着し、その後溝を補修しようと考えました。ところがこの溝はあまりに幅が広く深いのです。
昨日モケモケに行ったら、店長がなにやら興味深い作業をしていました。例のトムキャットのパーツが合わない場所をエポキシパテで埋めているのです。そのやり方を習ってきて、今回の溝埋めに応用しようというわけです。
翼の側にはパテがくっつかないようにセロテープを貼り付けます。胴体の側にパテを塗りつけ、翼を密着させます。パテはムニュッとはみ出てきますが、そのままにしておきます。
パテはタミヤのエポキシ造形パテ(速硬化タイプ)を使用したので、2~3時間後には変形しないくらいに固まります。
実は完全硬化は6時間なのですが、完全に硬化してしまうとはがすときに割れる可能性があるので、その手前のやや柔らかい内に翼をはぎ取ります。
キレイにすっぽりとはぎ取ることができました。翼に付いたセロテープをはがします。
完全に硬化したら、デザインナイフではみ出た部分を削り取り、さらにやすりで整形します。これで隙間がなくなりました。
実はそれでも翼と胴体に0.1~0.2mm程度の段差ができました。どうやら翼のダボと胴体の穴の位置がぴったり合っていないようです。翼がグラグラになるのはイヤでしたから、ダボ穴を広げるのではなく、翼のダボの片側にプラペーパーを貼り、その反対側を削って、翼の位置を0.15mmほど上にずらしました。これで段差が少なくなりました。後は組み立て後にならすだけです。
機体下面の塗装
今日は絶好の秋晴れでエアブラシ日和です。ハリアー2のサフ吹きをしたついでにシー・ハリアーの下面を塗装します。下面は半ツヤの白なのですが、手持ちにはつや消しの白しかありません。デカールを貼る前にツヤ有りコートを吹きますから、本当ならツヤ有り白があるとよかったのですけどね。しかたがないのでつや消し白を吹きます。
下から日から意が当たっているように見えますが、機体の上面は影になっているのではなく、サフの色なんですよ。白はかなり厚吹きしないと真っ白になってくれないので大変です。たしかガイアカラーが隠蔽力が強かったですよね。今度使ってみることにしましょう。
(全作品完成まで あと71)
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