アポロ11号月着陸船 その4 着陸船上昇部の組立て
2009年11月4日
着陸船は下の台座(黒い部分)を残して上のコクピットだけが月面から離陸します。下の台座の部分は着陸の時の逆噴射ロケットとして使われるため下降部と呼ばれていましたが、活躍するのは下降の時だけではなく、発射の時の強固な発射台の役目も果たします。
まずは人の顔をした上昇部から作っていきます。上昇部は前後(顔面と後頭部)の2つのパーツを貼り合わせており、顔の側面に派手なパーツの合わせ目ができます。これをやすりがけして消し、その上から再度塗装をして補修しました。結構な段差があったのですが、まずまず消えてくれました。
実機の写真を参考にしながら、細部を塗り分けます。口の部分は月面への出入り口です。ここは銀色をしていますのでクロームシルバーで塗装しました。鼻の部分は月面を照らすライトだそうですが、レンズが緑色っぽいので、緑で塗ってみました。枠はクロームシルバーです。
頭のてっぺんには司令船とのドッキング用のモジュールが付いています。これはタミヤ開発のドッキングモジュールで実際のアポロ宇宙船に使われたものとは形が異なります(笑)。タミヤ開発のものは大変性能がよく、シンプルな形状ながら司令船としっかりとドッキングさせることができます。ただし1つだけ大きな問題があり、ここを通って司令船と行き交うことができません(爆)。
冗談はさておき、スケールモデルとしてはこれをそのままほって置くことはチョットなんですが、実際のドッキングモジュールをここに再現してしまうと、ドッキングさせられなくなるので、止めておきます。いや、決して面倒くさいわけじゃ…(+_+)\バキッ!
今回はあまり進んでいませんが、合わせ目消しって以外に大変なんですよね。次にはもう少し形になると思います。
(全作品完成まで あと71)
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