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ドイツ・8.8cm対戦車砲Pak43/41 その5 完成!!

Category : 完成 AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : AFVクラブ Post : 184-5

泥汚れの再現

8.8cm対戦車砲Pak43/41 泥汚れ

8.8cm対戦車砲Pak43/41 泥汚れ

車体(?)に付いた泥汚れを再現します。まずは乾いた泥をダークマッドとドライマッドのMIGピグメントをアクリル溶剤で溶いて塗りつけます。溶剤が乾くとカサカサになるので、余分を堅めの筆で落とします。

次にダークマッドにMigのアクリルレジンとアクリル溶剤を混ぜてペースト状にしたものを塗りつけます。こちらは乾いてもアクリルレジンのおかげでテカテカのままで、塗れた泥を再現できます。

8.8cm対戦車砲Pak43/41 泥よごれ

8.8cm対戦車砲Pak43/41 泥汚れ

はねて飛んだ泥汚れを再現するために、筆に先ほどのピグメントの泥を付けてエアブラシの風で吹き飛ばしました。

泥だらけで触るのもいやな感じなのですが、実際にはカチカチに固まっていて取れません。完全に定着しています。

チッピング

8.8cm対戦車砲Pak43/41 チッピング

8.8cm対戦車砲Pak43/41 チッピング

泥汚れをつけてからチッピングをするのを忘れていることに気づきました。順番が前後してしまいましたが、いつものスポンジチッピングを簡単にしておきます。

ジャーマングレーとハルレッドをいい加減に混ぜてパレットの上でムラムラになっている状態で、スポンジに含ませます。スポンジはいらない紙の上に何度も押し当てて、点々しか付かないようになったら準備OKです。その状態でキットのチップを付けたい場所にスタンプすればホレこの通りです。

チッピングは細かいのですが、エアブラシで飛ばした泥の飛沫はチョイと大きかったようですね。

完成!!

ドイツ・8.8cm対戦車砲Pak43/41 1/35 AFVクラブ

ドイツ・8.8cm対戦車砲Pak43/41 1/35 AFVクラブ

パーツ数が多いように見えて、手間のかかる行程があまりないのが大砲キットの良いところです。塗装も一気に全部同じ色で吹いてしまえるので楽ちんですしね。

真鍮板でできた防盾も曲げ加工済みですし、接続用のボルトもアフターパーツを使えば穴にピッタリ合うので、組み立ては簡単そのものです。しかも仕上がりはシャープそのものですから、これはお勧めです。

これにて AFVクラブの Pak43/41 8.8cm対戦車砲 の完成です。後はこれにフィギュアを添えて、地面を作ればヴィネットの完成です。

この写真だけでは大きさを実感できないと思いますが、フィギュアが付くとこの大きさがよくわかります。さぁがんばるぞ!!

こうしてみると弟分のPak40 7.5cm砲にそっくりなのですが、実はその大きさはかなり違います。脚の先に付けられた駐鋤をたたんでいるため、砲身の長さが際立っています。 二重になった防盾は真鍮製です。そしてそれをつないでいるボルトも真鍮製で、こちらは純正のアフターパーツです。チッピングはいつものスポンジチッピングです。お手軽でそれなりに細かく入ります。このゴチャゴチャ加減が大砲キットの醍醐味ですね。いやはや何がなんだか…左右の駐鋤がずれているのは組み立てがまずいのではなく、そのような設計になっているからです。ホントです。

(全作品完成まで あと72)

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