スピットファイアMk.9c その5 ギアの組立て
2010年4月6日
Category : 飛行機Tags : イギリス空軍スピットファイア
ギアと言っても歯車じゃありません。飛行機でギアと言えば脚のことですね。本来はランディング・ギアのことで、つまりは着陸装置ってな意味です。
中身がぎっちり詰まったこのキット、完成後には結構な重さになります。そこで脚は主脚も尾脚も中に鉄の棒を入れて組み立てるようになっています。これでかなりの強度が出そうです。もちろん、本当にキットを投げて着陸させてはいけませんよ。そんなことをすればひとたまりもありません。
零戦の時は専用の工具を翼に差し込んで回すと脚を引き込むことができました。またサスペンションが可動しますので、ちゃんと格納庫に収まるように縮めることもできました。
ところがスピットファイアでは残念ながらそのようなギミックは省略されてしまいました。2種類の主脚を作り、取り替え式になっているのです。
ただその仕組みはしっかりしており、ねじを使ってかなり頑丈に留めることができます。またそのねじも小型の強力磁石を仕込んだパネルを貼り付けることで隠すことができます。
磁石を使ったやり方はスマートで良いとは思うのですが、やはりちゃんとした可動ギミックを持っていた零戦と比べるとグレードダウンとしか言いようがありませんね。価格はグレードアップしたのに…
(全作品完成まで あと71)
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