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チャーチル・クロコダイル その3 ディテールアップ

Category : AFV イギリス

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 213-3

タミヤのキットは非常に組み立てやすいためチャッチャと組み上がっていきます。そのためまだまだ組み立ての余力(?)を残しています。さらに、適度に省略されているため、手の入れ甲斐があります。そんなわけで、そこらにある材料を用いて、お手軽かつ経済的にディテールアップをしてみます。

チャーチル・クロコダイル 火炎放射器のカバー

チャーチル・クロコダイル 火炎放射器のカバー

火炎放射機のカバーは正面から見ると左右の厚さが異なりますが、キットでは全部同じ厚さです。そこで先にうすうす攻撃でカバーをぺらぺらにし、実車同様に厚い鋼板を溶接する要領でプラ板を貼り付けました。

また全面と側面の装甲板の溶接の痕が省略されていたので、エポキシパテで溶接の痕を付けておきました。

チャーチル・クロコダイル 砲塔側面にフックを追加

チャーチル・クロコダイル 砲塔側面にフックを追加

砲塔の荷物を引っかけるためのフックを0.3mmの銅線で作り替えます。グラブハンドラーを使えば同じサイズの手すりを簡単に作れるので楽ちんです。ただしキットの手すりとグラブハンドラーの手すりがぴったり一致するとは限らないので、一番近いサイズの手すりを作り、砲塔に開ける穴の間隔を調節してぴったり合うようにします。実を言うと、そのためキットよりも若干幅が狭くなっています。

チャーチル・クロコダイル 牽引ワイヤーの留め具

チャーチル・クロコダイル 牽引ワイヤーの留め具

牽引ワイヤーを留める金具を作ります。牽引ワイヤーの両端のアイの部分にはキットでも留め具のモールドがされているのですが、これは切り飛ばします。

一番前(1)にはプラ棒で引っかける棒を作り、その先に脱落防止用の板をプラ板で貼り付けます。ハッチの上(2)にはハッチにかかるのを防ぐための金具が付いています。これは銅板で付くります。

吸気ダクトの下(3)にはベルト状の留め具が付いているので、鉛の薄板で作り、その上からボルトを貼り付けました。この部分は鮮明な写真がなかったので、わかる範囲で適当です。

チャーチル・クロコダイル 牽引ワイヤーの留め具

チャーチル・クロコダイル 牽引ワイヤーの留め具

一番後ろはアイを引っかける棒をプラ棒で作り、そこに穴を開けて0.3mmの洋白線で脱落防止用のピンを差し込み、さらにそのピンの脱落防止用のチェーンを極細の銅線で作りました。

写真では瞬着の硬化剤のせいで真っ白に白化してしまっています。まぁ、上から塗装するのでわからなくはなると思いますけどね。

チャーチル・クロコダイル 後部フェンダーの荷物

チャーチル・クロコダイル 後部フェンダーの荷物

後部フェンダーの上の荷物です。プラ板と洋白線、蝶ねじで留め具を再現しました。キットでは全部省略されています。

よく見ると右側の蝶ねじの位置がかなりずれていますね。肉眼ではまるで気づきませんでした。歳は取りたくない物です・・・

チャーチル・クロコダイル ジェリカンの留め具

チャーチル・クロコダイル ジェリカンの留め具

反対側はジェリカンです。同様に留め具を作りました。キットに付属のジェリカンは取っ手が2本しかないので、別売のジェリカンセット(タミヤ)のジェリカンと交換しました。そりゃもう全然できが違います。

チャーチル・クロコダイル 前のフェンダーのフック

チャーチル・クロコダイル 前のフェンダーのフック

前のフェンダーにもなにやらフックのようなものがあります。これはキットでも再現されているのですが、残念ながら中がぎっしり詰まっています。このままではチョット・・・なので、銅板で置き換えました。

サードパーティのエッチングパーツセットを買えばもっとキレイにいくのでしょうが、こうして手持ちの素材を使ってもそれなりにディテールアップはできます。思いっきり経済的ですしね。まぁ、消費税が10%になろうなんていうご時世ですから、自分の身は自分で守らなければ行けません。いつまでもお大尽モデリング(笑)は続けられませんからね。

(全作品完成まで あと77)

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