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イギリス・歩兵戦車チャーチル・クロコダイル その10 完成!!

Category : 完成 AFV フィギュア イギリス

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 213-10

フィギュアの塗装

チャーチル・クロコダイル 戦車兵

チャーチル・クロコダイル 戦車兵

フィギュアを塗装します。フィギュアは2体、車外に出て歩兵と何か打ち合わせをしている戦車長とその歩兵のフィギュアです。まずは戦車長を塗装です。

何かの箱に片足を乗せ、地図を広げて上目遣いに遠くを見ています。なかなか強面の戦車長で、いかにもたくさんのドイツ兵をBBQにしてきたような風貌をしています。

塗装はアメリカーナ。乾燥後にラッカーのつや消しで表面を保護し、顔と髪の毛などにアクリルの半ツヤクリア(クリアにフラットベースを20%ほど混合)を筆塗りしてツヤを調節しています。

チャーチル・クロコダイル イギリス歩兵

チャーチル・クロコダイル イギリス歩兵

こちらは歩兵です。説明書では全身カーキ色の指定ですが、ベルトや雑嚢、弾薬ポーチなどはカーキにベージュを混ぜた色で塗装しています。

カーキはアメリカーナに適当な色が無いので(あるかもしれませんが、未だ発見できていません)、ファレオを使っています。

銃のスリングは最近お気に入りの、焼き入れでくたくたにしたナメクジ避けの銅板です。元々極薄の銅板で柔らかいのですが、バーナーで赤熱するまで焼いて、一気に水に突っ込むと、紙のようにくたくたになります。銅の化合物(真鍮なんかもそうです)は鉄や鉄の化合物(鋼)とは逆の挙動をしめします。

チャーチル・クロコダイル フィギュアが完成

チャーチル・クロコダイル フィギュアが完成

イギリス軍の小銃のスリングはドイツ軍とは付く場所が違うので注意が必要です。市の図書館で借りた軍装の本(こんなものが蔵書にあるんですね)が役に立ちます。

フィギュア2体を並べてみると、こんな感じですね。説明書の写真の通りです。

完成!!

イギリス・歩兵戦車チャーチル・クロコダイル 1/35 タミヤ

イギリス・歩兵戦車チャーチル・クロコダイル 1/35 タミヤ

すでに車輌は昨日完成していますから、これでコンプリートです。

非常に分厚い装甲を持つチャーチル戦車に火炎放射機を組み合わせたクロコダイルはなかなかのマッチングでして、攻撃をカンカン跳ね返しながら敵陣に近づき、至近距離から地獄の業火を吹きかける。う~ん、考えただけでも恐ろしい存在ですね。

MMシリーズの第100作目にあたるこのキット。確かに古いキットではあるのですが、チョット手をいれてやればそれなりの作品に仕上がります。しかも作りやすさは抜群ですからね。さすがはタミヤです。

モケ盆のお題『多砲塔、多武装』用に作ったのですが、本当は砲塔の主砲+車体の榴弾砲の2本の大砲を搭載した初期型のチャーチル(Mk.1とか2)を作りたかったんですよ。でもキットが無いのでできません。どっかから出ないかな・・・

タミヤのチャーチルは少ないパーツ数でもキッチリと細部まで表現されており、MM100番という古さを感じさせません。ほんのチョッピリ手を入れるだけで、AFVクラブのチャーチに負けない仕上がりとなります。車体の泥汚れは「トライデント社の自分でピグメントを作れる粉」とアクリル塗料(フラットアース)を使ってくつった泥を使っています。安価にできる上に、非常に定着が良く、重宝します。運転手用ハッチの隣にあるのが火炎放射機です。後ろには燃料と噴射用の窒素ガスを積んだ装甲トレーラーを牽引しています。砲塔は鋳造表現、溶接痕、荷物のフック、荷物のベルトなど少々手を入れています。大きな車体なので手を入れて情報量を増すことで精密感を出しています。ジェリカンは別売のジェリカンを使いました。また取り付け具をプラ板と洋白線とプラ板、そして蝶ねじでディテールアップしています。燃料と窒素ガス(噴射用)を積んだ装甲トレーラーです。装甲ジョイントから車体の下を通る燃料パイプもちゃんと再現されています。あんまり見えないのにね…

(全作品完成まで あと78)

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