チャーチル・クロコダイル その6 自家製ピグメントで汚し
2010年7月7日
Category : AFV イギリスTags : チャーチル
作ったばかりの自家製ピグメントで汚しをしてみます。 まだどろどろの状態の自家製ピグメント(MIGピグメントに対抗してNEOピグメントですね)を筆で塗りつけていきます。いつもなら泥状に溶いて作るのですが、こんかいは最初から泥状です。ちょうどいいくらいの堅さですね。机を汚さないように包装紙を下に敷いています。
下にはうっすらとフラットアースを吹いてあるのですが、その上から塗ったピグメントは違和感ゼロです。そりゃ当たり前ですよね。しかも結構コッテリしていますので、厚塗りするとまるで土です。いい感じの仕上がりでしょ♪
なんたって自家製ですから経済的です。これならふんだんに塗ってもお財布は傷つきません。タミヤカラー10g(約半分)とピ作粉1g(1/20)ですから価格は数十円です。本当に必要な量なら20~30円で済むんじゃないでしょうか。これは思いの外経済的です。いや、これは試供品をもらったからお上手を言ってるんじゃないですよ。
ただし、乾燥は遅いですね(ほめてばかりではいけませんからね)。ピグメントは通常エナメル溶剤で溶きます。その時はたちどころに乾燥してしまいます。
組み立て式履帯なんかではエナメル溶剤は危険なのでアクリル溶剤(アルコール)を使います。この場合は少々乾燥が遅くなり30分ほどかかります。
今回はまるっきりの水で溶かれていますので、相当に乾燥は遅くなることが予測されます。この写真は塗ってから1時間経過していますが、この季節でまだここまでしか乾燥していません。 この記事を書いている時点で塗布から2時間以上経過していますが、やっぱり完全乾燥には至っていません。
このピ作粉、ちょっとおもしろい素材ですね。戦車の泥汚れにはもってこいです。どれほどの堅さで定着するのかは明日の制作記での報告となりますが、moppuさんや森さんのレポートからはかなりカチカチになるようですから、楽しみです。もしそうなら泥汚れ再現に革命が起きますね。特にお財布に・・・
実はもう1色作っています(現在濾過中)。それは明日の制作記でレポートしますが、この方がもしかしたらピ作粉をより活かしているかももしれません。明日もまたお楽しみに。
(全作品完成まで あと77)
関連するコンテンツ
作品No.213の記事一覧
- イギリス歩兵戦車・チャーチル・クロコダイル Op.213 制作開始 (2010年6月22日)
- チャーチル・クロコダイル その2 車体、砲塔の組立て (2010年6月25日)
- チャーチル・クロコダイル その3 ディテールアップ (2010年6月28日)
- チャーチル・クロコダイル その4 トレーラーとフィギュアの組立て (2010年6月30日)
- チャーチル・クロコダイル その7 塗装 (2010年7月5日)
- チャーチル・クロコダイル その6 自家製ピグメントで汚し (2010年7月7日)
- チャーチル・クロコダイル その7 車体上下の貼り合わせとデカール貼り (2010年7月9日)
- チャーチル・クロコダイル その8 細部の塗分けと仕上げ (2010年7月15日)
- チャーチル・クロコダイル その9 ウエザリング (2010年7月16日)
- イギリス・歩兵戦車チャーチル・クロコダイル その10 完成!! (2010年7月17日)
コメントを残す