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ソビエト戦車・BT-7 1935年型 その3 ウエザリングとフィギュアの塗装

Category : AFV ソビエト連邦

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 215-3

ウオッシング

BT-7 1935年型 ウオッシング

BT-7 1935年型 ウオッシング

保護のためにオーバーコーとしたクリアが乾いた頃なのでいよいよウオッシングをします。昔は拭き取りもそれほどゴシゴシしなかったので、保護なんてあまりまじめに考えていなかったのですが、さすがにゴシゴシこするとなると、しかも今回はラッカーではなく水性アクリルですから、保護なしではちと怖い。

みずの式のうなぎのたれウオッシングで仕上げます。 綿棒を何本も消費してしっかりと拭き取ります。ウオッシングは拭き取りが肝ですからね。

今回は色味が赤く振れるのがいやだったので、限りなく黒に近いセピアでウオッシングしました。おかげで明度と再度は落ちたのですが、色味はそれほど変わっていません。

ドライブラシ

BT-7 1935年型 ドライブラシ

BT-7 1935年型 ドライブラシ

リベットの周囲に墨を入れて立体感を強調したり、雨だれを描いたりしました。そしてリベットの立体感の強調の仕上げにドライブラシです。もちろん車体のエッジの立体感も強調します。

タミヤはエナメルとアクリルで同じ色が揃っているのでドライブラシ用の色の調色に困らないのですが、今回たまたまXF58もXF4もエナメルの手持ちがなかったので、ダークイエローとフラットグリーンで似たような色を作りました。実際にはそっくりではないのですが、白を加えますし、薄くしか塗らないので、そんなにそっくりじゃなくても大丈夫です。

汚し

BT-7 1935年型 ピグメントで汚し

BT-7 1935年型 ピグメントで汚し

チャーチル・クロコダイル戦車用に作った自家製ピグメント(泥状)を使います。この自家製ピグメント、固まると始末に悪いので、泥状で保存しています。できるだけ早く使い切らないとね。

他のテスターさんからの情報によると、泥状のピグメントが乾燥するとひび割れを起こすそうです。ですからあまり厚塗りはできないみたいですね。 まぁ、今回は新製品と言うこともありますので(???)、汚しは軽~くすませました。

BT-7 1935年型 泥汚れ

BT-7 1935年型 泥汚れ

乾いたピグメントをこすったり溶剤で溶かしたり、その上から別の粉をまぶしたりして表情を付けました。

複雑な操舵機構のある第一転輪の周辺には泥汚れをたくさん付けてみました。けっこう詰まったんじゃないでしょうかね。

おっと、牽引用の鎖を付けるのを忘れています。どっちみち今日の完成は無理ですから、明日取り付けることにします。

フィギュア

BT-7 1935年型 フィギュアの塗装

BT-7 1935年型 フィギュアの塗装

フィギュアを塗装しました。ほとんど塗装完了です。あとは持ち手として塗り残していたブーツを塗るだけです。

ブーツを塗る前に全体をクリアで保護するのですが、実は左の将校さんにはデカールで階級章が付けられています。このデカールが今貼ったばかりで、とても上からクリアを吹くなんて恐ろしいことはできません。

そんなわけで完成は明日にお預けです。作業時間としてはせいぜいあと30分程度なんですけどね・・・

(全作品完成まで あと77)

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