ヤマハ・YZR-M1’09 その4 メインフレーム、エンジン、メーターパネルの取り付け

ヤマハ・YZR-M1’09　その4　メインフレーム、エンジン、メーターパネルの取り付け

2011年5月29日

Scale : 1/12 Maker : タミヤ Post : 248-4

カーボンデカール

ヤマハ・YZR-M1’09　カーボンデカール

ちょっとでも軽く作ってチョットでも早く走ろうとするのはレースカーの性でして、多くのパーツがカーボンやらチタンやらの高くても軽い素材に置き換えられています。キットでは半ツヤの黒で塗れと指示されていますが、キットに付属のカラー写真を見ると至る所にカーボン素材の縞模様が見えます。そのままにしておいても別にかまわないのですが、今回は気合いが合いっていますから、カーボン素材を再現してみることにしてみました。

仕事で大須に行ったついでにキッズランドに立ち寄りました。いつもなら「え～、大須!!遠いじゃん・・・」とか文句を言っているのですが、今回は「あっ、そうですか、そりゃ早くしないといけませんね、明日一番にお伺いします。迅速対応が我が社のモットーです(キリッ)。」なんて言って、大須行きを決めました。そしてとっとと仕事をかたづけて・・・なんて仕事熱心な私(+_+)＼バキッ!

ヤマハ・YZR-M1’09　カーボンデカール

カーボンを表現するにはデカールが一般的ですが(塗装でされる上級者もお見えです)、最近ハセガワから伸縮性のあるフィルム乗のシールが発売になっています。こちらも興味があったのですが、とりあえず慣れている(のか?)デカールでやってみることにしました。デカールを凸凹面に貼るのは1/35フィギュアの迷彩服のデカールで経験済みですからね。あれよりは楽じゃないかと思っているのですが、どうでしょうか・・・

使ったデカールはGSRモデラーズ・サポートのカーボンデカールBです。カーボンデカールは黒いタイプと金色のタイプが売ってまして、今回は黒いタイプです。本来は縞模様の大きさなんかも合わせなければならないのでしょうが、今回は選択の余地無しです。たぶんあんまり気になりません。

ヤマハ・YZR-M1’09　カーボンデカールがなじまない

まずは貼りたいパーツのサイズにあわせて大体の形で切り出します。パーツの表面にはマークセッターをたっぷり塗って、その上にデカールを置きます。そしてデカールには今度はマークソフターをたっぷりと塗ります。

マークソフターを塗ると溶けてしまうデカールもあるので注意が必要ですが、このメーカーのデカールは少々頑丈なようで、少しばかり塗ったぐらいでは柔らかくなってくれませんでした。

ヤマハ・YZR-M1’09　ドライヤーの熱で軟化させる

数分おいて、さらにマークソフターを足してもう一度ぬらしたら、ヘアドライヤーをセットのモード(風は弱いが熱は強い)にしてデカール表面を暖めます。次第にデカールがくたくたになってきます。そうなったらすかさず綿棒とかフィニッシュマスターで押さえつけます。1回では完全にその形になってくれないので、マークソフターを塗って、もう一度加熱と圧着を繰り返します。この作業を何度も繰り返せば次第にデカールが伸びて下地の形になってくれます。

ある程度乾いて剥がれなくなったら良く切れるナイフで余分を切り取ってできあがりです。昨日1日更新がなかったのは、この作業がなかなかうまくいかなかったからなんです。ヘアドライヤーで暖めるという方法を思いつくまで、2～3時間かけて奮闘したのですが、まったく形を作ることが出来ませんでした。

エンジンの取り付け

ヤマハ・YZR-M1’09　エンジンの取り付け

エンジンをフレームに取り付けます。非常にちいさな金属製のビスで留めるので、しっかりと固定できます。スイングアームやハンドル、車輪の固定もみんな金属製のねじで行いますし、カウルなんかもみんな金属製のねじで取り付けますから、後から外すことも可能です。

このキット、バイクキットにしては高価な4000円もするだけのことはあります。このあたりは贅沢な作りになっています。

ステアリングとメーターパネル

ヤマハ・YZR-M1’09　ステアリングとメーターパネル

ステアリングとメータパネルを取り付けます。メーターパネルはカーボンの柄が効いています。カッコイイ!!

ステアリングの付け根付近にあるチタン色の丸いパーツはフロントフォークの頭なんですが、タミヤ純正のオプションパーツに金属製のパーツが入っていました。

(全作品完成まであと99)

プラモ日記