3号戦車M初期型 その8 スミ入れ
2012年11月10日
スミ入れ専用塗料
前回スミ入れを乾かしすぎてふき取りに苦労しました。長時間置きすぎたのも原因ですが、なによりもスミ入れようの塗料というよりは、雨だれ表現など汚しに使う塗料を使ったのが原因です。
実は開発者であるもでらーのMIG氏の実演で使っていたのをそのまま真似したのですが、このAKの商品も今では非常にラインナップが増え、汚し用とは別にウオッシュ専用もたくさん用意されており、このウオッシュ専用塗料は名前の通り、ウオッシングに最適化された濃度や頑固さになっています。
模型店でウオッシュ用の塗料もいくつか購入し使ってみます。今回使うのはDAK(アフリカ軍団)用ということですが、要はダークイエローベースの明るい色の車両用ということですね。この塗料をいつもの要領で炭を入れたいところに筆でぺたぺたと塗っていきます。汚し用の塗料に比べるといくらか薄いようですね。これをまた2~3時間おいてちゃんと乾かします。
ふき取り
ふき取りはAKの専用溶剤を柔らかい平筆につけてふき取っていきます。溶剤の量はティッシュで調整します。あまりべとべとだと全部とれちゃいますからね。
汚し用の塗料に比べると簡単にふき取れてしまいます。色が薄いということもあるのでしょうが、非常に清潔感のある仕上がりになってきました。それでもスミはちゃんと入っていて、影の部分のメリハリはちゃんとついています。
ここで一度ツヤ消しクリアを吹いてスミ入れ塗料を保護して、この上から雨だれなどの汚しをしてみたいとおもいます。
(全作品完成まで あと86)
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