ティーガー1初期生産型(ズベズダ) その2 足まわりの組立て
2013年4月17日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
車体の整形のつづき
側面の装甲板にはハンドリューターにラウンドバードリルを付けて低い回転数で傷をつけ、圧延鋼板の表面の荒れのテクスチャをつけてみました。のっぺりとした広い平面に表情が付きます。
車体後ろの牽引用の留め具には穴が開いていないので、ドリルで開口しました。
また、前の装甲板と横の装甲板のつなぎ目に溶接の痕がなかったので、エポキシパテで追加しました。これはタミヤと同じです。でもおもしろいことに後ろの装甲板のつなぎ目は溶接痕がモールドされているんですよ。なかなか気まぐれですね。
足回りの組み立て
サスペンションを接着します。一応差し込む穴はまん丸になっていないので決まった角度で固定できるのですが、それでも全部をキレイに一直線にするのはなかなか大変です。でもタミヤのキットに付属してきたこの治具を使うとわりと簡単に一直線にできます。ホントこの治具は我が家の家宝ですね。
車輪を組み立てました。転輪は車軸一本あたり3枚ずつ、全部で48枚もあります。後のタイガー1後期型ではあまりに複雑になりすぎた千鳥配列が整理されるのですが、初期型ではこのこのとおりです。
これでは一番奥の転輪を修理しようと思うと、隣の転輪だけでなく、その両隣まで外さねばならず、整備の時は相当な手間になったことは容易に想像できますよね。なんでも凝り過ぎはいけませんよね。ソ連戦車のようにザックリしているいと修理は楽でしょうね。
ラジエターを車内に組み込みます。エンジンデッキのメッシュからチラリと見えるので作るのですが、実際にはほとんど見えません。
(全作品完成まで あと86)
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