フェラーリ・360モデナ その8 ボディの研磨と窓枠、窓、スミ入れ
2013年5月3日
Category : 自動車Tags : 360モデナフェラーリ
ボディの研磨
ボディを塗装してから18日が経過、クリアが十分に硬化していると思われるので研磨します。このままでも十分にテカテカなのですが、多少塗装面のうねりがあるので、これを平らにならします。最初に1000番のペーパーを使って完全にツヤ消しになるまで削ります。ツヤが残っている場所は凹んでいる場所ですから、これが無くなったら平らになったと考えます。削りすぎるとクリア面が無くなって黄色の塗料がペーパーに付くので、そうなったら要注意です。左の写真は完全なツヤ消しになった状態です。
続いて1500番、2000番のペーパーを使ってさらにツルツルにします。そしてタミヤのコンパウンドの粗目、細目、仕上げ目で磨き、最後にハセガワのセラミックコンパウンドで磨いてできあがりです。ツヤが蘇りました。(写真右)
窓枠の塗分け
窓枠とタイヤハウスの内側を塗るために全体をマスキングします。ホームセンターで買った3Mのマスキングテープは品質はタミヤと同じでタミヤの1/3程度の価格ですから、ふんだんに使えます。車体全体に貼り付けて塗装しました。
マスキングを剥がすと、ちゃんと塗れていなかったり、はみ出ていたりする部分があります。足りない部分は筆塗りでタッチアップします。はみ出た部分は爪楊枝の先にコンパウンドを付けて削り取ります。クリアが塗ってあるので、黄色の塗装に傷をつけずに取り去ることができます。
タイヤハウスの内側はボディ外側との境界がキレイに塗り分けできていない部分があったのですが、ここはエナメルでタッチアップします。エナメルは表面にはみ出ても溶剤を染ませた綿棒で拭き取ればキレイに仕上げられます。
窓の貼り付け
窓を貼り付けます。窓の貼り付けにはSUクリアボンドを使います。紙パレットにボンドを取り出し、爪楊枝で少量を塗り、パーツを貼り付けます。このボンドはプラを侵さないので塗りすぎても白く濁ることもありませんし、乾燥も早く強度も十分です。
スミ入れ
パネルラインにスミイレをします。エナメルのイエローに黒を少量入れますほんのチョッピリいれただけですが、結構黒くなってしまいます。これくらいの黒さなら十分で、これを薄くして溝に流し込みます。
はみ出ても心配ご無用。まずは十分に乾かしてから溶剤を染ませたガイアのフィニッシュマスターで拭き取ります。ちゃんと乾いていないとフィニッシュマスターでこすると溝の中までキレイに拭き取れてしまうのでやり直しです。フィニッシュマスターは綿棒の様に繊維が出ていない上、拭き取り面が真っ平らなので溝の中を残しながらキレイに拭き取れます。
(全作品完成まで あと98)
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