タイガー1初期生産型(タミヤ) その4 車体後部とエアフィルターの組立て

タイガー1初期生産型(タミヤ)　その4　車体後部とエアフィルターの組立て

2013年5月7日

Category : AFV ドイツTags : ティーガー1

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 301-4

車体後部

車体後部を組み立てます。元々タミヤはマフラーカバーの失われたS33号車にするつもりだったのですが、予定変更でS04号車にすることになったため、S33号車になる予定のドラゴンからマフラーカバーをひっぺがして移し替えました。

エンジン始動用のクランクの留め具はキットに付属のエッチングパーツを使うことになっているのですが、可動式のクランプは作るのが大変なので、ハンドル部分のみを使うことにしました。

S04号車は指揮車輌なので、車体後部に予備のアンテナホルダーがあります。ドラゴンのキットにはこの指揮戦車用のアンテナホルダーが入っていたので、これを接着しました。余剰パーツだらけのドラゴン様々です。

マフラーとエンジンデッキ

マフラーには一番上に雨よけの板が付くのですが、エッチングパーツの板と0.5mmのプラ丸棒で作り替えました。ちょっと乱れていますが、結構繊細な作りになります。

吸排気グリルのゴミよけ網はアベールのエッチングパーツ(キット付属)です。

エアフィルター

エアフィルターは左右貼り合わせタイプでドラゴンの様に天板が1枚になっていないので、天板の合わせ目処理が必要になります。左側(写真向かって右側)は削るだけで平らになったのですが、反対側は多少のパテ埋めが必要でした。

エアフィルターのパイプのつなぎ目はエッチングパーツで置き換えるのでプラパーツは切り落としました。ちゃんとボルトも付く上に、実物同様に2枚合わせになるのでリアルです。

エアフィルターのパイプはプラパーツならパーティングラインの処理が大変になるところですが、タミヤはここに本当に布で編んだパイプを付属してくれました。これならば全周にわたってモールドがキッチリ入りますし、パーティングラインはありません。

パイプはほつれを防ぐためにカットする前にあらかじめサフを吹いて固めておきます。それでも切り口はご覧の様にぼそぼそになってしまいました。あらかじめ長めにカットして裏面からも瞬間接着剤などで堅め、それから実際の長さにカットすれば良かったと思います。次に作る事は無いかと思うのですが、もしタミヤのタイガーを作られる方は参考にしてください。

エアフィルターの吸気口にはドラゴン同様にメッシュを貼り付けておきました。タミヤではここは大きな穴が開いたままでした。

消火器

消火器ホルダーは部分的にエッチングパーツに置き換え

消火器のホルダーや留め具もエッチングパーツで入っていたのですが、こんなのをまともに作っていたら大変です。厚みが気になるホルダーの端の部分だけをエッチングパーツに置き換えました。

タミヤの消火器はドラゴンやズベズダに比べると若干小ぶりです。そのせいか、ホルダーが妙に大きく見えてしまいます。

当初はもっとサクッと作るつもりだったのですが、なんだか大変なことになってきました。遅々として進みませんね。完成はいつになることやら・・・です。

(全作品完成まであと96)

プラモ日記