ニッサン・スカイライン2000GT-Rハードトップ Op.310 制作開始
2013年6月15日
Category : 自動車Tags : スカイラインニッサン
昭和の車
日産と合併したプリンスが開発したスカイライン。このスカイラインにレーシングカーR380のエンジンを2000CCにサイズダウンして搭載したのが2000GT-Rです。直列6気筒4バルブツインカムにソレックスのキャプレターを3連装し、160馬力をたたきだしたました。
当初は4ドアセダンに搭載され、おとなしいセダンのボディとはうらはらにレーシングカー譲りの性能は「羊の皮を被った狼」なんてあだ名もあったほどです。
本当はその4ドアセダンが作りたかったのですが、今回作るのは2ドアハードトップでして、リアのオーバーフェンダーなどけっこう羊じゃないですよね。
キットはタミヤの1/24です。エンジンまでちゃんと再現されているなかなかのキットなのですが、古いキットなので定価も安く、しかもタミヤのオープンハウスの半額セールで購入したので激安で手に入れました。
Facebookのプラモデル愛好会というグループがありまして、そこで6月に「昭和の車まつり」というイベントが開かれていまして、それに参加するために作ります。現在ティガー1初期型3輛同時制作が佳境に入ってきているのですが、あまり着手が遅れると6月中の完成がおぼつかなくなるので作り始めることにしました。
ボディの整形
カーモデルはボディの塗装後の乾燥待ちに時間がかかるので先にボディの塗装を行います。そのために先にボディの整形をします。
パーティングラインを消したり、先に接着してもかなまわない部分は接着してしまったりします(今回はありませんが)。
表面の状態はわかりにくいので一度ペーパーを軽く書けてみました。それでツヤが無くなって白っぽくなっています。
筋彫り
塗料を厚く塗ったりクリアをかぶせたりするのであらかじめ筋彫りを深く彫っておきます。なにしろ実車では溝ではなく別のパネルなんですからね、できるだけ深く彫った方がいいですね。
筋彫りはハセガワのトライツールで行うのですが、手元が狂って余分な傷を付けてしまうことがあります。そんなときはパテで修正するのですが、ホントに余分の仕事ですよね。
サフ吹き
プラの成形色が銀色で表面の様子がわかりにくいので一度サフを吹きます。通常私はカーモデルの場合プラの成形色を最終の仕上げの色にすることも多く、その場合はサフを吹きません。ですが、今回は銀色と言うことで塗膜の研磨もしませんので、削ってサフが出てしまう事故も起きないので、サフを吹いてみます。
サフを吹いたら案の定、矢印の場所にヒケを見つけました。もう1箇所リアのトランクにもあったのですが、そこは削るだけで消えてくれましたが、この車体前部のヒケはパテ埋めじゃなければ消せそうもありません。もう一度パテ梅からやり直しです。
塗装
シルバーは隠蔽力が強いのと下地のサフと色味が似ているのでそれほどガッツリと吹く必要はありません。ここでやめておけばよかったのですが・・・
いつもは2~3度重ね吹きをしてから最後に2倍に薄めた塗料を吹いて表面をツルツルにしています。ソリッドカラーならそれでいいのですが、どうもシルバーはダメだったようです。キレイに仕上がったはずの表面が薄めた塗料で変なムラになってしまいました。メタリックカラーはあまり薄めすぎるのは良くなかったですね。
もう一度表面の研磨から始めて塗装のやり直しをします。ただし今度はサフ吹き無しです。
(全作品完成まで あと99)
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