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96式2号艦上戦闘機1型前期型 その4 機体の塗分けとデカール貼り

Category : 飛行機

Scale : 1/48 Maker : ファインモールド Post : 315-4

機体の塗分け

マスキング

マスキング

迷彩塗装が施される前の銀色ボディの96式艦戦は胴体の後半部分が真っ赤に塗られていました。これは海の上に不時着したときに救助を容易にするためです。頭の重い飛行機は水面ではおしりを上に突き出すので、ここを真っ赤に塗っておけば波があっても発見しやすいってことですよね。帝国海軍もこのころはパイロットを消耗品扱いしていなかったんですね。

本来ならこの塗分け作業はもっと組み立てが進んでいない段階でするのが本来でしょうが、うっかりしていてこのタイミングとなってしまいました。完成した部分を壊さないように慎重にマスキングをします。

機体の塗分け

マスキングをしたら塗料の染み出しを防ぐために一度境界にクリアを吹き、その後クレオスの3番の赤を吹きました。マスキングを剥がしてみましたが、どうやら上手くいったようです。一部マスキングと一緒に塗料も割れて取れてしまいましたが、そこは筆でリタッチです。

デカール貼り

翼端の赤は筆塗り

デカールを貼っていて気づいたのですが、主翼に書かれた注意書きの部分は翼の端が赤く塗られています。これもデカールでは無く自分で塗らなければなりません。日の丸とかを貼ってしまった後に気づいたのでいまさらマスキングはできません。仕方が無いので筆塗りをしました。狭い範囲なので筆目が目立たなくて助かりました。

デカール貼り

ファインモールドのデカールはタミヤのデカールとよく似た薄くて弱いタイプです。うっかりマークソフターを付けすぎて日の丸をしわしわにしてしまいました。AFVモデラーの最大の弱点はこのデカール貼りなんですね。

このままデカールが乾くまで2日ほど間を置くことにします。

(全作品完成まで あと91)

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