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6号戦車(P)ポルシェティーガー その3 ツィンメリット・コーティング(1)

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ドラゴン Post : 317-4


ドイツ軍は磁石で戦車に貼り付いて爆発する吸着地雷を発明します。木の陰に潜んでいた歩兵が戦車の死角である側面や背後から忍び寄り、車体に貼り付けて爆発させるという兵器です。なにごとにも慎重なドイツ軍は敵が同じ方法で自国の戦車を攻撃してくることをあらかじめ予測しその対策を立てます。それがセメント状のものを凸凹に装甲板の表面に塗りつけたツィンメリットコーティングです。

最初に採用されたのが1943年の9月からで、その後連合軍が吸着地雷を使用しなかったために翌年の9月には廃止になりました。この1年間に作られたドイツ戦車を作る場合、このツィンメリットコーティングが必要な作業として追加されます。

ポルシェタイガーが生産されたのは1942年の7月ですから、コーティングはされていないと思っていたのですが、キットの箱絵を見るとしっかりとコーティングが描かれています。前線に送られてから部隊でコーティングが施されたんでしょうね。通常のタイガー1型のコーティングと異なり主砲のスリーブにまでコーティングがされていたりします。

薄くのばしたミリプットパテを貼り付ける

薄くのばしたミリプットパテを貼り付ける

タイガーは中期型以降後期型の途中までコーティングと思っていたので、この車輌はコーティングの必要は無いとたかをくくっていたのがいけません。最近ではコーティング済みのキットもチラホラと出たり、コーティング用のシート何かも売られていたりするので、コーティング作業からは遠ざかっていたのですが、とにかくやるしかありません。車体の足回り周辺を先に塗装するために、車体にツィンメリットコーティングをします。

材料はミリプット・エポキシパテ・グレードSを使います。パテは新品のうちは良いのですが、古くなると白い方の表面が乾いてゴジゴジに固まるので、もったいなくてもその部分は切り取って捨てます。固まっていないキレイな部分をよく混ぜたらベビーパウダーを撒いたステンレスのバットの中で丸い棒を使ってペラペラに伸ばしていきます。実車のコーティングはかなり薄く塗られているので、ここでは薄ければ薄いほど良いと思うのですが、余り薄すぎると持ち上げられなくなるので、まさにできる限りです。

ローラーでコーティングパターンを刻む

ローラーでコーティングパターンを刻む

キットの表面に水を塗り、伸ばしたパテを乗せます。水で濡れると粘着性がでるので、そのまま少し置くと貼り付いてくれます。貼り付いたら堅めの筆でポンポンとたたいて表面になじませます。柔らかいのでキットのモールドの形そのままになってくれます。

形がきまったらカッターナイフで余分を切り取ります。切り取られた余白はもう一度固まりに練り込んで使うことができますが、あまり何度も繰り返すと粉を含んでますからもろくなるでしょうね。

ローラーでコーティングパターンを刻む

ローラーでコーティングパターンを刻む

貼ってから少し時間をおくと表面が固まってきますから、ローラーを使ってパターンを刻みます。ローラーは最近ではいろいろと市販品も増えてきましたが、私は行きつけの模型店のモケモケの店長が手作りしたオリジナルローラーを愛用してきました。でもさすがに歯がだるくなってきているみたいで、このPタイガーを最後に買い換えかなって思います。

固まったら余分を切り抜く

固まったら余分を切り抜く

一晩置いてパテが固まったらデザインナイフの刃先でボルトの頭とかにかぶっているコーティングを剥がします。部隊マークを書く位置もデカールのサイズを測って四角く切り抜きました。

牽引フックなどを取り付ける基部もデザインナイフの刃先で切り取りそこにパーツを接着します。

これでコーティング完了と思ったら、車体前面コーナーの斜めになった部分の増加装甲を貼り付けるのを忘れていました。せっかくコーティングしたのにこの部分だけやり直しです。やれやれ・・・(;^ω^)

(全作品完成まで あと89)

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