フランス軽戦車・ルノーFT鋳造砲塔その10 完成!!

フランス軽戦車・ルノーFT鋳造砲塔　その10　完成!!

2013年10月20日

Category : 完成フランスTags : ルノーFT

Scale : 1/35 Maker : モンモデル Post : 321-10

仕上げ

最後の仕上げをします。まずはエナメル塗料とスポンジをつかってチッピングをします。なにしろ小さいので気をつけないとボロボロにしてしまいます。これだけ小さな車輌だったので、筆で入れても知れてましたね。

最後に土埃色のピグメントをアルコールで薄く溶いて入り隅に流します。乾いたらぼかしたり拭き取ったりして自然な感じにします。これも小さいのであっと言う間に終わります。

完成!!

前回の写真とあまり代わり映えしませんが、これで完成です。とってもかわいらしい戦車の出来上がりです。どうもこの形はコレに見えてしまいます。ほんとカワイらしいですよね。

今回初めて作ったモンモデルのプラモですが、各パーツの合いも良く、おどろきなのはそのモールドのシャープさです。一発抜きで作られた履帯のコマに至っては、そのシャープさ、薄さ、精緻さは驚くばかりです。

いやはや、とっても小さなキットにもかかわらず実によく出来たプラモです。可動式履帯に可動式サスペンション。見えなくなるところまでちゃんと再現されたインテリア。ここまで凝るからこそ7000円という普通の戦車模型の2倍近い価格になってしまうんですね。やっぱりインテリアが無くてもいいから5000円以下にしてもらえるとウレシイですね。

非常にシンプルな初期の戦車をフルインテリア再現で作る事で、戦車の仕組みがよくわかります。一点だけ不思議なのが、砲塔を旋回させる装置が再現されていないんです。もしかして乗せられているだけの砲塔を手で回していたんでしょうか。このサイズならありえますよね。