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SAS・ランドローバー ピンクパンサー その3 各部の塗分け

Category : AFV イギリス

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 333-3

各部の塗分け

車体の裏側の塗分け

細部を塗分けながら組み立てていきます。戦車は全部組み立ててしまってから塗るのですが、さすがにオープントップの車輌はそれは無理ですね。自走砲なんかもある程度バラバラの状態で塗装しますからね。

車体の裏側はエンジンなどをメタリックグレーで塗装します。排気管は別で塗装してこの位置に潜り込ますのですが、ほとんど知恵の輪状態です。確かに外せたのですから、逆の手順ではめられるはずですが、結構悩みました(;^ω^)

運転席の塗分け

ダッシュボードを塗分けてから車体の前半分をシャーシに接着します。ステアリングはフィギュアに持たせますからまだ未接着です。Facebook愛好会の友人達が集めてくれた資料を元に塗分けます。まぁ、わりとピンク色ばかりですけどね。

荷台のざら板は木甲板色で塗装しました。もっと薄汚れていた方が良いのですが、それはウオッシングで真っ黒になってもらうつもりです。

この手の特殊塗装の車輌は現地で塗られた場合、車体の裏側はヨーロッパでの色(おそらくグリーン)なのでしょうが、説明書には特にその旨の記載は無く、全部ピンク色で塗れと言うことなので、工場からこの色で出てきたと解釈していいんでしょうね。

車体前部の塗分け
上に塗った塗料が砂と太陽光でボロボロに剥げて下の塗料が出てきている、いわゆる北アフリカ塗りは今回はしません。実車の写真を見ても薄汚れてはいてもみんなキレイなピンク色をしています。もしかしたら1960年代の車輌なので塗料の質が結構良くなってきているのかもしれませんね。

シートは革、後ろの荷物のカバーは布という設定で塗っています。スモークディスチャージャーのキャップはキットの箱絵では同じピンクなのですが、実車の写真で黒い車輌もあったりして、それがなかなか良いアクセントになっていたので、黒にしてみました。

車体後部の塗分け

英陸軍の車載消火器は戦車なんかでもグリーンで塗られていますから、グリーンです。これを留めているバンドが最初は革かと思ったのですが、実車の写真を見ると車体と同じ色の金属製のベルトでした。

車両番号が書かれたプレートはデカールが入っていません。その代り文字がモールドされています。実車では手書き感がある文字で書かれていたので、モールドを削り落として手書きしてみました。でも、ちょっと手書き感が出過ぎちゃいました。あんまり字はキレイな方じゃないんで・・・(;^ω^)

ヘッドライトとウインカー

ヘッドライトのレンズの制作

このキットで一番残念なところはクリアパーツのレンズが入っていないってとこです。タミヤの古いAFVはまずクリアパーツは入っていないのですが、現用のソフトスキンでそれは無いよね・・・

手持ちのヘッドライトのレンズを当たったら結構近いサイズのモノがありました。ただ少しだけ大きいので周囲を削る必要があります。均等に削るために写真のように周囲にサインペンで色を付けます。それからこの色を均等にヤスリで削り取ります。一周削れたら同じ作業を繰り返します。今回はこれを4回繰り返したらピッタリはまるサイズになりました。

ウインカーの自作

ウインカーなどのサインも車体にモールドされていたので、まずはこれを切り飛ばします。丸く飛び出たレンズの代わりとして、ドラゴンの戦車のクリアパーツにたくさん付いてきているアレを使いました。アレではよく分からないと思うのですが、なにしろ名前が分かりません。要はパーツにコロコロ付いているやつなんですが・・・分かりますよね(;^ω^)

ドラゴンのキットではこのお豆のような邪魔者がパーツに大量に付いているのですが、そのおかげで押し出しピンの跡がほとんど無く、これが押し出しピンの受けになっているんじゃないかと勝手に推測しています。その小さなお豆は片側が丸くなっているので、これをニッパで切り取って使いました。このウインカーに合う小さなサイズがあまりなくて探すのに苦労しました。

あと、運転席にある日時計のようなもの、これはサンコンパスと言ってこれと時計で方角を調べていました。砂漠はいつも天気が良いのでこれが非常に役に立つんですね。今ならGPSでしょうけどね。

で、このサンコンパスの針を0.3mmの洋白線で作りました。やっぱりこれは細くないといけませんよね。

(全作品完成まで あと85)

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