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イギリスSAS・ランドローバー ピンクパンサー その7 完成!!

Category : 完成 AFV イギリス

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 333-7

銃のカバーなどの塗装

カバーや巻物の塗装

昨日エポキシパテで作った大きな布や銃のカバーを塗装します。銃のカバーは固まった形のまま外せるのでエアブラシで塗装しました。実車写真の様に布を巻き付けてあると塗装ができなくなってしまうというのもかぶせるだけにした理由でもあります。

本当なら荷台や車の周囲に荷物をびっしり載せたりぶら下げたりしているのですが、今回は特に用意しなかったのであっさりとしたものです。それでも小さなバッグや水筒など使えそうなモノはジャンクパーツから探し出して貼り付けてみました。また、荷台にジェリカンを載せています。手持ちの古いディテールの悪いドイツ軍のジェリカンを改造してポリタンク風にして塗装しました。

ウオッシングとドライブラシ

ウオッシングとドライブラシ

ウオッシングとドライブラシ

ウオッシングはタミヤのスミ入れ塗料のブラウンを使いました。明るい茶色のスミ入れ塗料です。薄汚れたというよりはすすけた感じに仕上げたかったので、薄めの色を使いました。

布の部分はドライブラシをしています。布の質感にはドライブラシがよく合います。ただの粘土細工の機関銃カバーが少しだけそれらしくなりました。

ピグメント・ワーク

ピグメントで汚し

チェーンに錆を追加

最後の仕上げでピグメントを使います。アフリカン・アース(だったかな?ラベルが剥がれて分からない)とガルフ・ウオー・サンドを混ぜて入り隅を中心にまぶしたりこすりつけたりします。余分はエアブラシの空吹きで塗装ブースの中で吹き飛ばしました。なんとなく粉っぽくなったり、ボンネットの上などはすすけた感じになりました。

スペアタイヤの上に乗っているチェーンにはさび色のピグメント(ライト・ラスト)を軽くまぶしてあります。鎖はすぐに錆びますからね。

フィギュアの塗装

フィギュアの塗装

フィギュアを塗装します。今回から実体顕微鏡を投入したのですが、まだ顕微鏡下での塗装には不慣れで100%の力は発揮できていませんが、明らかに違います。

今までは必死で塗って、うまく塗れたと思って写真に撮るとガッカリ・・・だったのですが、今は顕微鏡で見て「そりゃもう悲しくなるくらいグチャグチャ」と思いながら肉眼で見ると、結構イケるじゃん♪になりました。

ベレー帽のエンブレムもこうして写真で見るとそれらしく見えます。ただ、いつも使っている水性塗料のアメリカーナは乾燥が早く、顕微鏡で塗装する場所に筆が移動する前に乾いてしまいます。水で薄めたり多めに付けたりしたら(いままではこれだったんですけどね)、顕微鏡下ではドボドボで細かく塗れません。結局このエンブレムは乾燥の遅いエナメル塗料で塗りました。フィギュア上級者がエナメルや油彩を使う理由が今さらながらよく分かります。

仕上げ

バックミラー、アンテナバックミラーにハセガワのミラーシートを貼りました。適当なサイズのポンチで打ち抜いて貼ります。なかなか真ん中に貼れずに苦労しました。

無線機のアンテナを立てます。アンテナは0.3mmの洋白線を使いました。元々が銀色なので塗装は無しです。でも銀色でいいんだろうか・・・?

最後にフィギュアを運転席に乗せます。今まで何度も乗せたり降ろしたりしていたので、簡単に乗せられると思っていたのですが、ことのほか苦労しました。

今までは横からスライドさせて席に乗せていたのですが、最近付けたジェリカンが邪魔でスライドさせられません。こうなると知恵の輪状態です。いろいろとすったもんだしながらなんとか滑り込ますことができました。やれやれ・・・

完成!!

イギリスSAS・ランドローバー ピンクパンサー 1/35 タミヤ

これにて 英国陸軍・SASランドローバー ピンクパンサー の完成です。別売のディテールアップパーツ(売ってるのかどうかも知りません)は使うつもりはなかったのですが、手持ちの部材でだけでもそれらしくなるもんですね。ありあわせのものだけでここまでディテールアップできました。

本当はパテで荷物なんかも作ろうと思ったのですが、粘土細工はどうも苦手で、なんかダルダルのモノしかできなかったので、ボツになりました。このあたりが次の課題ですね。ズタ袋一つ作れないようでは、フィギュアの自作なんて遠い世界の話ですからね(;^ω^)

イギリスSAS・ランドローバー ピンクパンサー 1/35 タミヤ

この時代のタミヤは省略が多く、箱絵を見るだけでもあちこち追加工作の箇所が見えてきます。キットを素組みするだけなら非常に短時間で完成させられるので、その後のエネルギーを追加工作に回せるのがタミヤの楽しみですね。いろいろと工夫しながら自分だけのピンクパンサーを仕上げるのは楽しい作業でした。

Facebookプラモ愛好会の「ランドローバー祭り」に参加するために作りました。現存するランドローバーのキットが他にあまり無いことから、ピンクパンサー祭りになっています。古いキットでディテールアップパーツが売られているかどうかも知りませんが、元々キットの中身と手持ちの部材だけで完成させる予定だったので、問題はありませんでした。

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(全作品完成まで あと84)

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