フェラーリ・312T2 その4 ボディの塗装
2014年3月21日
塗装1色目(白)とマスキング
前回の白サフ状態と区別が付かないかも知れませんが、今度は車体の白く塗られている部分にクレオスのGX-1のクールホワイトを塗りました。今度はツヤ有りですから、最初は濃いめ、次は普通の濃さ、そして最後に2倍に薄めたサラサラの塗料を吹いて表面をできるだけツルツルにしています。
ツヤ有りの白が乾いたら(丸1日放置です)、マスキングです。マスキングテープを2mm幅に切り出してアウトラインを貼り、次は6mm幅、10mm幅と広げながらマスキングします。
マスキングができたら染み出しを防ぐために一度ツヤ有りクリアを軽く吹いておきます。もししみ出してもクリアですから目立ちませんし、これでふたができるので次の赤はしみ出さないという作戦です。
ピンクサフと塗装2色目(赤)
赤を塗る前にピンク色に調色したサフを吹きます。ただ単に白サフに赤を混ぜただけなんですが、プロの塗装師の方に教わったのですが、赤のような鮮やかな色を発色させるためにはその色よりも明度が高く彩度を落とした色を下地に吹くとよりキレイに発色するらしいのです。そこで赤よりも明度が高く彩度が低い色としてピンクというわけです。前作のピンクパンサーといい、ピンクづいています。春ですしね。
ピンクサフの上から赤を吹きます。赤はクレオスのMr.カラー#158のスーパーイタリアンレッドです。以前フェラーリF60を作ったときにパネル毎に発色に差が出てしまったことがあったので、今回は何度も発色が同じになるように調整しました・・・というより、ガッツリ塗ったら同じになったんですけどね。
白の時と同様に濃いめ、瓶生の1.5倍程度の希釈から始めて、次は2~2.5倍希釈、最後は3~4倍希釈の薄い塗料をサッと吹いて表面をテカテカにしました。でもやっぱり少し凸凹しています。まぁ、乾いたらデカールを貼る前に中研ぎをするから大丈夫です。
乾いたのでマスキングテープを剥がしました。ボディの裏側で少し失敗していました。あまり目立たない部分で良かったです。もう一度マスキングをして、軽く修正するつもりです。その後このまま2週間ほど乾燥させることにします。
(全作品完成まで あと84)
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