« »

ドイツ・8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型 Op.337 制作開始

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 337-1

フラックザウリア

ドイツ・8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型1/35 サイバーホビー

ドイツ・8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型
1/35 サイバーホビー

連合軍に制空権を奪われたドイツ戦車部隊にとって戦車の天敵である航空機対策は必死の課題でした。その中でいくつもの対空自走砲が作られたのですが、大型で汎用性の高い8tハーフトラックのSd.kfz7に最新鋭の3.7cmFlak43対空機関砲を搭載したのが今回作る 8t装甲ハーフトラック 3.7cmFlak43搭載型です。タミヤのキットではフラックザウリアと呼ばれていたのですが、これはどうやらタミヤだけのネーミングらしいです。

余談ですが、私は子どもの頃ハーフトラックというのは半分戦車みたいなトラックかと思っていたのですが、そうじゃないんですね。ハーフトラックのトラックとは履帯(いわゆるキャタピラ)のことで半分キャタピラの車輌って意味なんですね。これを知ったのはまだほんの数年前なんですよ、ハズカシ(*^_^*)。

キットはサイバーホビーの新製品で、大量のエッチングパーツを含んだ意欲的なキットです。エンジンや装甲キャビンの中まで完全に再現されており、制作には少々工夫が必要ですね。これだけの内容でも砲身はプラ・・・と聞いて少しガッカリだったのですが、実物を見てびっくりです。こんなに精巧にプラパーツを成型できるんですね。しかも1パーツです。ドラゴンのスライド金型の技術はすごいことになっています。作りやすさと精密さを兼ね備えたスマートキットの名に恥じぬモノかとおもいます。作るのが楽しみですね。

フェラーリ312T2、秋月、4号戦車H型とお手つきキットが3つもあるのになぜ急に作り始めたかというと、少しだけ訳があってこれを今月中に完成させねばならないんです。訳は聞かないでください。

クオリティはともかく早く作るのが取り柄の根生さんです。ここは超特急で製作を進めることにしましょう・・・でも、仕事が結構忙しいんですよね、この難物キットが本当にできるのか不安になってきました(;^ω^)。

シャーシの組み立て

シャーシの組み立て

まずはシャーシを組み立てます。ほとんど見えなくなる箇所ではあるのですが、パーツも大変多く、しっかりと再現されています。普段ならとてもウレシイのですが、急いで作る時にはちょっとありがた迷惑ですね。でもすっ飛ばして手を抜くことができないのはモデラーの性です。

車輪の組み立て

ドイツのハーフトラックは大小あってもだいたいこの足回りのパターンですよね、一番小さなケッテンクラートから大きな12tハーフトラックまでみんな同じ様な感じです。転輪がいっぱいあって大変ですね。

2枚貼り合わせる転輪は軸が細く位置決めが少し難しいですね。正確に合わさないと軸が奥までキッチリと入ってくれません。まぁその場合は、ドリルで穴を広げちゃいますけどね(+_+)\バキッ!

軟質プラ製のタイヤ

タイヤは軟質プラ製のタイヤです。一発で抜かれており、貼り合わせなくても良いので大変楽ちんです。3つあるのはスペアタイヤが1つあるからなんですね。スポークの裏側は実車では肉抜きがされているのですが、キットでは多少それらしくは作られているのですが少々彫りが少ないようです。リューターで削ってもいいのですが、まぁほとんど見えない箇所ですから、そのままで行こうと思います。

エンジンの組み立て

エンジンを作りました。パーツ数も多くしっかりとしています。これを組み付けておいてから塗分けるのは不可能なので、エンジン周辺は塗装してから組み立てておく必要がありますね。そのためにはボンネット周りも先に組み立ててしまうことにします。

フロントグリル

フロントグリルの組み立て

エンジン周囲の塗装をするためにフロントグリルを組み立ててしまいます。ヘッドライトは中を銀色に塗ってからレンズを貼ります。レンズが曇るのを防ぐために「アクアリンカー」というボンドを使います。接着力は弱いのですが、キレイに付けることが出来ます。

レンズには塗装に備えてポンチで丸く打ち抜いたマスキングテープを貼り付けておきました。

シャーシの塗装

シャーシの塗装(影吹き)

シャーシの基本塗装

シャーシを塗装します。まずは影色を塗ります。シャーシ部分はほぼまっ黒です。影色が乾いたら自家製のダークイエローに影色を足した暗色で全体を塗ります。影色がうっすらと透けて見える程度に塗ります。パーツの明暗がハッキリしてより精密感があふれます。

排気管の出口はほとんど穴が空いていなかったので、ハンドリューターにバードリルを付けて開口しました。

細部の塗分け

エンジンルームの塗分け

シャーシに付いたパーツの塗り分けをします。排気管とマフラーは焼け鉄色で塗ってから、さび色のピグメントを泥状にして塗り、乾いたら筆でこすって余分な粉を落としました。焼けて錆びたマフラーになりました。

エンジンルーム内はオキサイドレッドで塗り、ラジエターや補機類はジャーマングレーで塗装しました。塗装色に関しては資料も無くよく分からないので適当です。よい子はマネしないでください。

エンジン

エンジンの塗装と組み込み

エンジンを塗分けます。全体はメタルカラーのアイアンで塗ってからこすって金属光沢を出します。ファンベルトは黒、ファンはオリーブグリーンで塗装しました。

エンジンを車体に取り付けてみます。少しキツイのですが、押し込んでやればこの状態からでも取り付けることができました。

フェンダー上の車幅表示用のポールとバックミラーはすぐに壊して取れてしまいそうなので、無くす前に剥がして保管しておきました。完成後に取り付けることにします。安全第一です。

初日ずいぶんと進みました。実は日曜日にがむしゃらに頑張ったんですね。(実はプラモ日記は実際の製作と多少のタイムラグがあるんですね。)明日はキャビンと荷台です。

(全作品完成まで あと86)

関連するコンテンツ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

« »