8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型 その3 Flak43の組み立て
2014年4月24日
Category : AFV ドイツTags : 3.7cmFlak438tハーフトラック
砲本体の組み立て
3.7cmFlak43対空砲を組み立てます。大変パーツ数も多く精密にできているのですが、説明書通りに組めばしっかりと形になってくれます。ただ砲架の付け根に付くM25は取り付け角度はよく分かりません。これは防盾の受けになるので、防盾を付ける時に一緒に付けて角度を合わせるといいかと思います。垂直よりも気持ち前倒しでしょうか、最初垂直に付けていたら防盾に届きませんでした。
砲の先に付くフラッシュハイダーはスライド金型を使って方針と一緒に1パーツで成型されているのですが、これが1発抜きとは思えない出来でして、素晴らしいの一言に尽きます。確かに高価な金属砲身を使えばもっと薄くて精度の高いフラッシュハイダーを手に入れることが出来るのですが、プラパーツでここまでやられたら見事ですよね。フラッシュハイダーに開けられた小さな穴は深いモールドが入っているのですが、さらに0.4mmのミニドリルでさらって穴を貫通させておきました。
薬莢受けのかご
薬莢が飛び散るのを防ぐためのかごはエッチングパーツが入っています。ただ先に組み立ててしまうとかごの裏側や砲の奥が塗れなくなってしまいそうなので、あらかじめ塗装をしてから組み立てました。
架台
荷台に砲を乗せる架台を組み立てます。架台はそのまま荷台に接着してしまいました。
防盾
このキットで一番工作の難易度が高そうなのがこの防盾ですね。全部エッチングパーツで用意されており、慣れてない方には少々敷居が高いかも知れません。通常このような場合はプラパーツとの選択ならありがたいのですが、このキットでは選択の余地はありません。これを作らないと防盾は無くなってしまいます。
大きなパーツは厚みもあるので少しずつ曲げながら現物あわせで角度を合わせていきます。板のサイズがおおきいのでエッチングベンダーなどの専用工具があると便利です・・・というか無いとまっすぐ曲げるのが大変です。
これも組み付けてしまうと奥の方が塗れなさそうなので、あらかじめ内側と砲架は先に塗装してしまうことにしました。
メタルプライマー、サフ、影吹き、そしてダークイエローの暗色で塗装しました。
防盾を砲架に取り付けます。砲架の先端に瞬着を塗って防盾を貼り合わせてタックルプライヤーで挟んで固定します。瞬着が固まったらタックルプライヤーを取り外し、次にM25パーツを防盾に貼り付けました。さらにその後、防盾を支えている棒を取り付けます。
防盾の左右の折りたためる部分は最後に接着します。イモ付けになるのですが、プラパーツで再現された固定具がガッチリと留めてくれるのでさほど苦労無く左右の折りたたみ式部分を取り付けることができました。
ここまでくるとかなり形になってきました。でもまだゴールは先です。今月も残すところ1週間を切りました。でもなんとかなりそうです。
(全作品完成まで あと86)
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