8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型 その5 履帯、迷彩塗装、細部の塗分け
2014年4月26日
Category : AFV ドイツTags : 3.7cmFlak438tハーフトラック
履帯の組み立て
連結組み立て式の履帯を組み立てます。地面にあたるパッドの部分で履帯のコマを連結していきます。丁寧に組み立てれば可動式に組むことができますが、この作業がこの車輌で一番時間がかかる作業でもあります。
片側54コマの指示がありますが、こうしてはめてみると結構パッツンパッツンです。このタイプのハーフトラックは履帯が転輪の配置に沿ってだらりと垂れ下がっているのが多いので、もう一コマ増やした方がよさそうですね。
履帯の塗装
履帯を塗装します。いつもは下地に影色を塗るのですが、今回は下から浮いている錆感を出すために下地にオキサイドレッドを塗りその上からダークアイアンを薄めに吹き付けました。
堅めの筆でこすってメタルカラーの表面に浮いた粉を落とすと下から金属光沢がでます。その際に薄く塗ったために奥まったところからうっすらと赤茶色が覗いています。
地面にあたる部分にはゴムのパッドが取り付けられているので、一つずつタイヤブラックで塗っていきます。ホント手間がかかります。(;^ω^)
車輪のゴムの塗分け
前輪や転輪、起動輪のゴム部分を塗分けます。筆塗りでラッカーのタイヤブラックをちまちまと塗っていきます。ハーフトラックは面白いことに起動輪にまでゴムが当てられています。また起動輪の歯にもゴムのローラーが付けられており、履帯にはめられた接地部のゴムパッドと相まって、戦車に比べると静かに走行できたんでしょうね。その分モデラーは大変です。
迷彩塗装
塗装図にあるとおり、うねうねとした細い線の迷彩塗装を施しました。適当に線を引けば良いとは言うものの、結構緊張します。でも実車も搭乗員が現地で適当に線を引いただけなので、へたくその方がリアルでいいんです・・・と強がる。
塗装図には上から見た図が無いのでボンネットの上とか屋根の上が不明なのですが、側面図から予測して線を入れてみました。たぶんこんな感じで良いと思いますが、自信はありません。
最後に全体にダークイエローをふんわりと吹いて、コントラストを落としておきました。箱絵では消えそうなくらいの線で描かれていますからね。
OVM、3.7cm砲の塗分け
ボンネットの上のOVM(車載装備品)を塗分けます。この写真の様に細く切ったコピー用紙を間に差し込んで塗装すれば車体を汚さないで済みます。金属部分はメタルカラーのダークアイアン、木の部分はアメリカーナのトラッド・ロー・シェンナです。
メタルカラーは乾燥したら綿棒で表面をこすって粉を落とすと、下から金属光沢が現れます。
3.7cm砲の砲身を塗分けます。こちらもメタルカラーのダークアイアンです。綿棒でこすると金属光沢が出るのですが、それがまた絶妙で、良い感じです。砲口のフラッシュハイダーなんてプラパーツとは思えませんよね。
(全作品完成まで あと86)
関連するコンテンツ
作品No.337の記事一覧
- ドイツ・8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型 Op.337 制作開始 (2014年4月22日)
- 8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型 その2 車体の組み立て (2014年4月23日)
- 8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型 その3 Flak43の組み立て (2014年4月24日)
- 8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型 その4 最後の組み立てと塗装 (2014年4月25日)
- 8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型 その5 履帯、迷彩塗装、細部の塗分け (2014年4月26日)
- ドイツ・8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型 その6 完成!! (2014年4月28日)
コメントを残す