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航空自衛隊・支援戦闘機F-1 Op.343 制作開始

Category : 飛行機

Scale : 1/72 Maker : プラッツ Post : 343-1

飾るに困る飛行機プラモ

航空自衛隊・支援戦闘機F-1 1/72 プラッツ

航空自衛隊・支援戦闘機F-1 1/72 プラッツ

AFVを中心に作ってはいますが、雑食スケールモデラーの私はスケールモデルならなんでも作りたがりなんですが、飛行機のキットはできあがるとかさが大きくて置き場所に困ります。それで二の足を踏んでしまい、積極的に作る気になれませんでした。

でも今年の春にあったプラモ屋の常連客の交流会で見た小さなジェットのコレクションが気になっていて、ミニスケールならいろいろと作ることも可能じゃ無いかと思ったりもしました。

そんな時、プラモ制作のお礼としてこんなキットをいただきました。箱絵はずいぶんとずんぐりむっくりですが、非常にスマートな航空自衛隊の戦闘機のF-1です。スケールは1/72でジェットとしては手軽なサイズです。しかもプラッツが1/48に負けない内容で作った意欲作だそうです。

実機についてですが、国産初の超音速ジェット戦闘機がF-1です。三菱重工を中心とした関連会社によるプロジェクトチームにより開発されました。超音速機の訓練用のT-2練習機を発展させて開発され、1977年から30年あまり日本の空を守りました。低空での安定性にすぐれ、命中精度の高い攻撃を得意としました。まぁ、速度がそれほど出ないのでドッグファイトは苦手だったんでしょうね。練習機のT-2は二人乗りですが、戦闘機のF-1は一人乗りってとこが一番の違いでしょうか。

F-1戦闘機用エッチングパーツセット プラッツ

F-1戦闘機用エッチングパーツセット プラッツ

今回はキットがもらい物ということで、純正のエッチングパーツセットを購入してみました。純正のエッチングパーツセットは機内用(コクピットとか)、外装用、足まわり用の3種類あって、ぜんぶ揃えるとキットの2倍近い価格になってしまいます。(゜Д゜)

エッチングパーツはエデュアルド製で、機内用は着色済みで、メーター類はキレイに印刷されています。これは便利そうですね。

コクピットの組み立て

パーツの洗浄

パーツは全て中性洗剤でキレイに洗ってから乾燥させました。これで組み立ての準備完了です。1/48のジェットならこの洗浄用の容器の中がパーツでいっぱいになってしまいますが、1/72ではカワイイもんですね。

コクピットの組み立て

コクピットのパーツを切り出し仮り組みをしてみます。元々二人乗りのT-2をベースにしていますから、後ろの座席のあった所にはボディがかぶります。実機では中に何が入っているんでしょうね?

座席の塗装

座席の塗装

座席を塗装します。塗分けているのはヘッドレストの赤くらいで、後は着色済みのエッチングパーツを貼り付けているだけです。脱出用の黄色と黒の縞々の輪っかも最初から塗られています。さすがは印刷ですよね、自分で塗ったらこんなに細かく縞模様にできませんからね。

シートベルトも着色済みなで、バックルなどの金具はステンレスの色そのまんまです。ただ貼り付けるだけですから楽ちん楽ちん♪

1/72なのですが、1/48の座席に全然負けていません。さすがはエッチングパーツの威力です。

コクピットの塗装と組み立て

コクピットの塗装と組み立てコクピットの塗装と組み立て

コクピットを塗装して組み立てます。塗装といっても操縦桿を塗分けたくらいで、後は全部同じ色のグレーでザックリと塗っただけです。

計器板や操作盤は全部エッチングパーツに印刷されており、貼り付けただけでこの精密さです。計器板はメーターを印刷したパーツにメーターの穴が空いたダッシュボードのパーツを貼り付ける2重構造になっており、そのおかげで立体感も十分です。

なんかこんなに簡単にできてしまうとなんだかズルをしているような気がしてきますね。

機体の貼り合わせ

機体の貼り合わせ

とにかくコクピットができたので機体を貼り合わせます。隙間ができないように合わせ目にはたっぷり接着剤を塗って貼り合わせます。

このまましっかりと乾燥させて固めます。接着剤が固まったら合わせ目を消す前に合わせ目近くの筋彫りを深く彫り直しておきます。そうしないと合わせ目消しの時に筋彫りが消えて無くなってしまい、復活させるのに苦労するからです。

(全作品完成まで あと87)

マクラーレンM23は、ボディはウレタンクリアを吹いて硬化待ち、その他のパーツはエンジンなどの後輪の足まわり周辺の組み立てまで完了しており、前輪や運転席周囲はボディの仕上がり待ちとなりました。いずれにしてもウレタンが固まらないことには先に進めないので、こうして次の作品の制作に取りかかったのですが、久々の1/72の飛行機が面白くって一気にここまで進んでしまいました

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