イギリス戦車・マーク4メール その4 デカール貼りと細部の塗分けそして履帯
2014年7月25日
Category : AFV イギリスTags : マーク4
デカール貼り
ツヤ有りクリアでツルツルにしておいた面にデカールを貼ります。水気を取ったらマークソフターをびしょびしょに塗って放置します。ここでさわるとタミヤのデカールは弱いので溶けちゃいます。すこししわしわに見えるのですが、乾くとピッタリ密着してくれます。
デカールが乾いたら上から半ツヤクリアを吹いてツヤを統一しておきます。よく見ると余白の段差はあるのですが、シルバリングは見られません。半ツヤクリアのおかげでデカールも車体部分と同じツヤになる上、この後の仕上げの際の保護にもなるので一石二鳥です。
起動輪の組み立てと履帯の取り付け
塗装のために外した起動輪をもう一度組み付けます。起動輪の歯は塗装していないように見えますが、丸い穴から見える側だけを塗ってあるのでこちらから見ると塗ってないように見えるだけです。
今度は仮り組みじゃ無いので、軸受けや歯車にグリスを塗って組み付けます。最後にビスの頭を隠すためのパーツを車体に貼り付けるのですが、メンテナンス時に分解できるように軸受けのふたはピットマルチ2で接着しました。この糊はポストイットの様に何でも貼って剥がせるようになります。
履帯を塗装します。履帯は全体を影色(チャコールグレー)で塗装し、さらに表面にダークアイアンを軽く吹きかけ表面を磨いてあります。
塗装が完了した履帯を車体に取り付けます。前回は仮り組みだったので簡単に分解できるように1枚多めの88コマでつないでいたのですが、今回は説明書通りの87コマで連結しました。おかげでパッツンパッツンです。コマとコマの間が少しだけ開き気味になるのですが、実車もそうだったんでしょうね。
機関銃と排気管
あまり塗分けなければならないパーツは無いのですが、機関銃と排気管を塗分けました。3門ある機関銃はダークアイアンで塗って、乾いたらこすって金属光沢を出しています。排気管は焼け鉄色に焦げ茶を足した色を塗って、その上からさび色のピグメントを塗りつけています。
これで新車状態のマーク4戦車のできあがりです。博物館仕様ならこれで完成ですが、ここからスミ入れや汚しを入れていきます。
リベットだらけの車体ですからね、スミの入れ甲斐がありそうです。タミヤのモールドはシャープでハッキリとしていますから、楽しみです。
(全作品完成まで あと88)
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