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イギリス戦車・マーク4メール その5 ウエザリング

Category : AFV イギリス

Scale : 1/35 Maker : タミヤ Post : 344-5

スミ入れ

スミ入れ

タミヤのスミ入れ塗料のダークブラウンをスミを入れたい箇所に塗っていきます。

タミヤの塗料で塗装した場合、ツヤ消しでザラザラになっているので、すぐに拭き取りを開始しないと拭き取れなくなるのですが、全体にラッカーのツヤ有りクリアを吹いて半ツヤ状態にしているので、一度さわっても落ちないくらいまで乾かします。乾いていない状態で拭き取りを開始すると全部取れちゃいますからね。

拭き取り

スミ入れ塗料が乾いたら溶剤を浸ませた平筆で拭き取っていきます。がんばってほとんど残らないほどに拭き取ると、丁度スミを入れたい箇所に影が残ってくれます。車体にたくさん埋められているリベットの立体感が強調されました。

雨だれ

雨だれ塗料を塗る

次は雨だれの跡を再現します。使う塗料はAKインターラクティブのストリーキング・グライムです。そのものズバリの雨だれ再現用塗料です。これを筆で適当に雨だれができそうな所にスジを入れます。

雨だれ塗料の拭き取り

この塗料はスミ入れ塗料に比べると定着力が強くて、拭き取りをしても表面に残りやすく、縦方向に拭き取ると、雨だれの痕が残ったように塗料が筋(ストリーク)状に残ってくれます。

ピグメントで汚し

ピグメントで汚し

車体の外周に履帯がぐるりと巻いているため、履帯が巻き上げた土は車体の一番上まで持ち上げられます。そのためこの戦車は全身が泥だらけになったと予想されます。そこで今回は全身をピグメントで汚すことにしました。ただしいつもの車体下部ほど汚すと思いっきり泥だらけになってさわることもできなくなりそうなので、泥汚れはうっすらとにします。

車体部分はピグメント(ドライマッド、ヨーロピアンアース、ダークマッド)をエナメル溶剤で薄く解いて塗ります。下地がアクリル系で塗っており、さらにラッカーのクリアもそんなに塗膜が厚くないため、ピグメントをアクリル溶剤で溶くと下地を痛めそうなので、エナメルにしました。実は裏側を試しにアクリル溶剤で溶いたピグメントで汚してみたら、下地が溶けてガッチリ汚れが食い込んでしまったため、急遽溶剤を変更したということです。(;^ω^)

ピグメントで汚し

履帯はエナメル溶剤で壊してしまうのを防ぐために、アクリル溶剤で溶いて塗りました。履帯の塗装は全部ラッカーなのでアクリル溶剤でも大丈夫です。やっぱり塗装はラッカーが一番いいですね。

ピグメントが乾いたら堅い筆でこすって余分を落します。車体全体がうっすらとピグメントのベールで覆われて全部同じ様な色になってしまいました。車体に元々塗られていた色とよく似た色です、全身が土色になってしまいました。おそらく実車もそうだったんじゃ無いかと思います。

(全作品完成まで あと88)

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