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海上自衛隊護衛艦 DD-113 さざなみ Op.347 制作開始

Category : 艦船

Scale : 1/350 Maker : ピットロード Post : 347-1

海上自衛隊護衛艦 DD-113 さざなみ 1/350 ピットロード

海上自衛隊護衛艦 DD-113 さざなみ 1/350 ピットロード

DD-113 さざなみ は「むらさめ」型に続く最新型の汎用護衛艦で「むらさめ」型の改良型である「たかなみ」型の4番艦として平成17年2月に竣工した護衛艦です。改良点は主に武装で主砲が76mmから127mmへと大幅に強化されるなどだが、おおまかな船体や機関部などはそのまま踏襲されている。

わたしはあまり船には詳しくないので、たぶんほとんど見分けが付きません。この機会に勉強ですね。

キットはピットロードの製品でスケールは1/350です。1/350の艦船模型はかなり大型になるので敬遠していたのですが、汎用駆逐艦は長さが40cmちょっとくらいで、ギリギリ許容範囲ですね(;^ω^)

キットにはエッチングパーツも入っているので、そのまま素組みで行こうかと思うのですが、手すりパーツは汎用手すりなので、自分で長さやを合わせて切り出さないといけません。これは少しだけ敷居が高いですね。説明書にはこの手すりは不要パーツとして書かれていました。やれやれです・・・

説明書を見るとトランペッターの臭いがプンプンします。ピットロードはトラペとも仲良しなので、このキットはトラペ製なんでしょうね。ますます不安になってきました。トラペは良いキットと悪いキットの差が激しいのでハズレをひくと・・・

船体の組み立て

バウソナーの整形

バウソナーの整形

艦底の先っぽにはバウソナーと呼ばれる大きな球状のパーツが付きます。これは当然別パーツになっているので先に組み立ててから艦底に取り付けます。このような複雑な曲面からなっているので、合わせ目は接着しただけではキレイに消えてくれません・・・というより結構な隙間ができました。ここはパテ埋めしてしっかり整形しました。

構造物の組み立て

艦橋を甲板にフィットさせる

艦橋を甲板にフィットさせる

1/350ともなると甲板上の艤装はほとんどが別パーツとなっているので、塗ってから組み立てをすればほとんどが別で塗装することができます。

当然艦橋のような大きな構築物も別で塗装して最後に合体させればキレイに塗装ができるのですが、そのためには最初からピッタリと組み立てができるようにしておかねばなりません。

艦橋などは複雑な平面の組み合わせでできているのですが、このキットでは各面ごとにバラバラになっているパーツを箱組して組み上げます。そのためちょっとしたゆがみが発生すると甲板に接着する際に隙間ができてしまいます。手すりなど細かなパーツがたくさんついた状態で押さえ込んで接着するのは困難なので、この段階でしっかりと合うように組み立てます。

後部煙突の組み立て

後部煙突の組み立て

これは後ろの煙突とヘリの格納庫のある構築物です。ここに出っ張りが付くのですが、説明書では連結部分の壁は煙突側に接着してからこの出っ張り部分を貼り合わせるように指示されています。この順で組み立てると連結部分の壁のパーツ(G4、G14)の位置が正確に分かり辛いので、先に出っ張り部分に接着してから組み立てた方が正確に組み上がると思います。

ここ以外にも説明書とは組み立ての順序を工夫した方が位置決めがしやすい場合もあるので、良く検討しながら一気に組み上げることをおすすめします。

大きな構築物は先に全部組み立ててすりあわせておく

大きな構築物は先に全部組み立ててすりあわせておく

説明書では細かなパーツを取り付けながら進めていくようになっているのですが、小さなパーツがあちこちについた状態では修正もままなりませんから、箱組が完了した状態でキッチリと甲板に合わせられるように調整します。場合によっては貼り直さなければならないパネルもあるかもしれません。

どうしても合わない箇所は甲板との密着を最優先して、隙間をパテ埋めしました。ゲートが斜めに切り出された接着面にあるため、ゲート処理で削りすぎるとどうしても小さな隙間があいてしまいます。そんな箇所もパテ埋めです。

サフ吹きで確認

サフを吹いて修正した箇所を確認

サフを吹いて修正した箇所を確認

軽くサフを吹いて修正した箇所がちゃんと修正されているかどうかを確認します。どうやらキレイに隙間がなくなってくれていますね。これで安心して細かなパーツを取り付けられます。

ヘリ格納庫の内壁

ヘリの格納庫の内壁は後から付ける

ヘリの格納庫の内壁は後から付ける

ヘリの格納庫は内壁を先に作り、そこに外壁を取り付けて行くのですが、内壁と外壁の位置を決めているのはこちらを向いている格納庫の入り口の壁1枚だけです。ほんのわずかでも角度がずれれば格納庫の壁は甲板に干渉してしまうか、隙間が空いてしまいます。

それを防ぐために、別で組み立てておいた内壁を最後に外壁のパーツに取り付けます。このときしっかりと甲板と密着させ、隙間が空かないようにします。あまり見えない箇所とは言え、ここに隙間があっては興ざめですからね。

(全作品完成まで あと87)

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