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日本海軍・特型潜水艦 伊-400 Op.353 制作開始

Category : 艦船

Scale : 1/350 Maker : タミヤ Post : 353-1

潜水空母

日本特型潜水艦・伊-400 1/350 タミヤ

日本特型潜水艦・伊-400 1/350 タミヤ

太平洋戦争の末期、日本帝国海軍は攻撃機晴嵐を3機搭載し地球を1.5周も回れるほどの長大な航続距離を持つ巨大な潜水艦の開発に成功しました。この伊-400は400、401の2隻が建造され、水中排水量6560トンは駆逐艦なみのサイズで、当時最大であっただけでなく、1959年に原子力潜水艦のジョージ・ワシントンなどが就航するまで世界最大の潜水艦でした。

伊-400シリーズの完成はあまりに遅すぎたために、実戦で活躍する前に終戦を迎えてしまいました。そして2隻は武装を放棄してそれぞれ米軍に投降します。伊-400をテニした米軍はその先進性がソ連に漏れるのを恐れて、調査の後ただちに沈めてしまったほどです。

特型潜水艦 伊-400 クリアパーツの格納庫

特型潜水艦 伊-400 クリアパーツの格納庫

今回はそんな旧日本海軍の超秘密兵器をタミヤのスペシャルエディションで作ります。何がスペシャルかというと、エッチングパーツが同梱されているだけでなく、晴嵐の格納庫にクリアパーツが用意されており、中に飛行機が3機も入っている様子を再現することができます。さらに小さなフィギュアが48人も付いてくるのですが、これはまぁ、なんというか・・・です。

実は伊-400といえば、お手つきの伊-401があるのですが、こちらは非常に古いモーターライズのキットで、パーツはすでにボロボロで防水パッキンも使い物にならなくなってお蔵入りになってしまっています。

こちらも防水パッキンをなんとかしようと思案中なのですが、どうせ苦労するなら、もう少し手を入れようと思った矢先にこのタミヤの400の再販があったので、まずはこれを作って見本しようと考えました。まぁ、どこまで再現できるかはわかりませんが、そんなわけでお手つきの401はひとまず置いといて、先に400を完成させることにします。

船体の組立て

特型潜水艦 伊-400 船体の組立て

特型潜水艦 伊-400 船体の組立て

まずは船体を組み立ててしまいます。船体には中に重りを仕込むようになっており、そのためずっしりと重くなります。飾るための模型ですから重い必要は無いのですが、なぜか重り入りです。

下の飾り台は船体にナットが仕込まれており、ネジ止めでキッチリと取り付けられます。おかげでこれを持ち手とすることができるので楽ちんですよね。艦底を塗るときは外しましょう。

特型潜水艦 伊-400 船首の潜舵

特型潜水艦 伊-400 船首の潜舵

船首に付く潜舵は格納状態と展開状態を選んで作る事が出来ます。潜舵は艦が浮上しているときは使いませんから、破損を防ぐために格納しています。

今回は浮上して晴嵐をカタパルトに出している状態で作ろうと思っていますから、本当なら潜舵は格納しているはずですが、まぁ、出ている方が見栄えが良いので、出しました。承知でやってますから細かい所はツッコまないでくださいね(;^ω^)

特型潜水艦 伊-400 船尾の舵

特型潜水艦 伊-400 船尾の舵

船尾には縦舵と横舵がありますが、それぞれは塗装のために取り外すことができるようにはめ込んであるだけです。塗装後に接着する予定です。

同様に艦底色とは異なるスクリューの軸とスクリューも外せるようにしてあります。今はスクリューの軸受けが固まるまで軸は差し込んだままにしてありますけどね。

水の中に潜る潜水艦は艦上にあまり構築物がありませんから、全体にあっさりとしたパーツ構成です。制作もそれほど日数はかからないと思いますので、年内の完成をめざしてがんばります。

(全作品完成まで あと89)

そういえば例のティーガー1初期型がプラモ屋さんに入ったようです。なんとか時間を作ってもらいに行かなくては・・・

 

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