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パンツァーヴェルファー42型 その6 ロケット砲の組立て

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : タミヤ(イタレリ) Post : 358-6

パンツァーヴェルファー42型

いよいよ10連装15cmネーベルヴェルファーの組立てです。本来なら非常にゴチャゴチャしたメカなのですが、キットでは非常に少ないパーツであっさりと再現されています。特に深追いはしませんが、簡単にできる範囲でディテールアップをしてみました。

詳しくは続きをどうぞ

ロケット砲のディテールアップ

点火コードが板状になっている

点火コードが板状になっている

10連装ロケット砲は5本ずつ1列に並んでいるのですが、この1列がなんと上下のたった2パーツでできています。全ての補器やコードがモールドで再現されています。

よく見ると各ロケット砲に配置されている点火コードが板状になっているので、これをディテールアップすることにしました。

まずはモールドを切り飛ばします。小さなノミを使って削り取っていきます。

パンツァーヴェルファー42型

ソフトワイヤーで点火コードを作る

切り取った点火コードの代わりにソフトワイヤーで点火コードを作り直します。ちょっと見ただけでは違いが分かりにくいのですが、やっぱり違いますよね。

ボルトヘッドの追加

ボルトの付く位置に印を付ける

ボルトの付く位置に印を付ける

ディテールアップはもう一箇所あります。ネーベルヴェルファーはこの筒の中にロケット弾をささえる3本のレールが入っています。そのレールはボルトで発射筒に釣り付けられているので、ボルトの頭が筒の外側にも1本あたり3列並んでいます。

キットではこのボルトヘッドが全部省略されているのですが、これを付けることにします。

まずはボルトが来る位置に(実は箱絵を見ながら適当に決めました)印を付けます。印は三菱鉛筆の Uniナノダイア  for Textbook というシャープペンシルを使います。このシャープの芯は非常になめらかで、カラー印刷の教科書にもハッキリと落書き、書き込みができるという優れものです。コレを使えばプラモデルの表面にもハッキリと印を付けることが出来ます。

パンツァーヴェルファー42型

ボルトを植える

ボルトヘッドは0.5mmの六角プラ棒をスライスして作ります。適当に切ると長いのや短いのができるので、あまり長さの違うものは捨てて、似た長さのだけを使います。そのため切り出したボルトヘッドの1/3程度は捨ててしまいます。

非常に面倒な作業ですが、がんばった甲斐があって、ボルトがずらりと並びました。

実は内側にもレールを…と思ったのですが、筒が厚すぎてレールを作るとロケット弾が入らなくなってしまうことが判明したので、中はそのままで行くことにしました。

砲架の組立て

パンツァーヴェルファー42型

砲架

最後に砲架を組み立てて完成です。以前作ったライオンロアの ネーベル・ヴェルファー とは比べるべくも無いのですが、それでもわりとそれらしいネーベルヴェルファーになりました。

組立て完了まであと一息ですね。車体はほんの数パーツですし、次はフィギュアとアクセサリを組み立てます。

(全作品完成まで あと96)

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“パンツァーヴェルファー42型 その6 ロケット砲の組立て” への2件のフィードバック

  1. トミー より:

    根生さん、こんばんは。
    ロケット砲の追加工作、とてもリアルです!
    こうした異種素材のある画像が、ご苦労の作業が知り得てとても好きです。
    塗装することが勿体ない感じです(^^;
    完成を楽しみにしております(^^)/

    • 根生 より:

      トミーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      なんだかシステムが使いづらくてスミマセン。重複したコメントは削除させていただきました。

      古いキットを自分の工夫でディテールアップするのって楽しいですね。それでも最新のキットには及びませんけどね。次に予定しているブロンコのパンツァーヴェルファーはこんな追加工作は一切必要ないですしね。

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