零式艦上戦闘機22型 その3 エンジン
2015年2月17日
今回はエンジンを作ります。開口部の大きな空冷エンジンですが、さすがに1/72では中はちらりとしか見えないですね。それでも非常に精密に作られたエンジンなので、プラグコードを追加してみました。
詳しくはつづきをどうぞ
0.15mmの極細銅線を使ってプラグコードを作ります。銅はバーナーで焼きなましをしてさらに柔らかくしてから使います。適当な長さに切った銅線を舜着で貼り付けていきます。
1/48以上のスケールなら中央の銀色のリングから出ている突起に穴をあけてそこにプラグコードを差し込むのですが、さすがに1/72ではそれは無理なので、プラパーツの裏側に貼り付けました。小さいのであまりわかりません。
銅線はメタルプライマーを筆塗りした上から、シルバーで塗装しておきました。
銅線は本来ならプラグの位置に接着するのが正しいのですが、どうせよくわからないので、そのまま裏側に曲げて適当におさめてしまいました。
カウリングにエンジンを取り付けてみました。よく見るとプラグコードが見えますが、あまり存在感はありません。
オーバースケールを承知でもう少し太目のソフトワイヤーとかで作ったほうが良かったかもしれませんね。悩むところです。
零戦21型のエンジンは排気管がそれぞれの気筒から直接外に出ているのですが、22型のエンジンは2か所にまとめられて排気しています。その集合排気管がまるで見えなくなるのですが、再現されています。
排気管の奥にある黒いパイプは吸気管です。こちらも外からはまるで見えないのですが、きっちりと再現されています。なんだ見えなくなっちゃうのがもったいないですね。
(全作品完成まで あと100)
コメントを残す